2013/01/16
ラ~メン ぷん楽@木場 「塩ラ~メン」

世はクリスマス・イブ。わが家もクリスマスっぽく過ごすべく、手分けして買い出しということで、私の担当は木場・ギャザリア方面。昨日食べた「悪夢の一杯」の後遺症を癒すべく、味に信頼を置く某店をのぞきましたが……昼営業終了の1時間前で、12月中は休みなしのはずが、無情のシャッター。スープ切れのような雰囲気でもなく……大丈夫かな、この店。その後さらに1軒にフラれ、営業終了ギリギリにダメモトで訪れた「ぷん楽」さんが、温かく迎え入れて下さいました。

先日は筆頭メニューの「正油」をいただきましたが、その際「塩」が「正油」の50円増しであることに気づきました。こういうプライシングのお店は、「塩」に自信がある場合が多い。しかも、西大島「蘭丸」の関連店とも聞きますし、かのお店も「塩」が名物。さっそく「塩ラ~メン」(630円)を注文。丼は、約6分で到着。

では、スープを一口……うん、なかなか親しみやすいお味。おそらく、「正油」のベースになっている鶏ガラ・香味野菜の清湯スープと、「ホワイト・タンタンメン」のベースになっている白湯スープをミックスしているようで、鶏の旨味を重層的に重ねたような味の構成。豊かな風味を生姜で軽く引き締めて、柔らかいタッチの塩ダレで仕上げています。これに胡麻の風味も加わって、そのお味は……卑近な例でいいますと、「サッポロ一番塩ラーメン」に通じるものが。それゆえ不思議と、懐かしさ、親しみやすさが感じられます。

麺は「正油」同様、太麺に近い太さの平打ち弱縮れ麺。加水率高めの麺をプリプリにゆで上げてあり、噛めばグニュッと強い弾力。佐野・喜多方あたりの風情が漂う力強い麺ですが、キレのある「正油」にはあっても、このノホホンとした「塩」にはどうかな……可能なら、「蘭丸」のような中細麺の方が似合うかも。

具材は、バラ肉チャーシュー、ワカメ、ネギに胡麻。ネギは「正油」とは異なり、辛味の少ない部分を小口切りにしてあり、スープとの相性を考えればコレで正解。5枚も入るチャーシューや、意外なほどスープによく合うワカメについては、「正油」同様感心するしかありません。

店舗情報は、こちら。
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