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上海餃子 りょう華@三田 「上湯拉麺(塩)」

りょう華@三田・20130512・路地
 金曜夜は三田でセミナー参加でしたが、その前に「りょう華」で腹ごしらえ、場所は三田図書館前の路地を入った所。この路地にはいくつかお店が並んでおり、三田・田町駅へ家路を急ぐ方々に、赤ちょうちんで熱烈ラブコールを送りますが……なかなか路地に入る人は少ないようで。
りょう華@三田・20130512・店舗
りょう華@三田・20130512・メニュー
 ラーメン専門店ではありませんが、以前から「上湯拉麺(塩)」(780円)が美味いと、そのスジでは噂に。しかし、これまで土曜昼に2回もフラれておりまして……土曜は夜営業(17~24時)のみなのですが、ネットの情報はほとんど間違っていますので、みなさま要注意(情報を後掲、あとリンク先情報も修正)。注文はもちろん、噂の一品。
りょう華@三田・20130512・上湯ラーメン
りょう華@三田・20130512・スープ
 では、スープを一口……うん、実に「淡麗」な清湯。「上湯」というと、鶏の他に金華ハムや牛・豚なども使う、中華では最上級のスープを意味しますが、この店のスープは鶏のみを使用。しかし、あまり強く炊き出さず、鶏油もシッカリしっかり取り去って、風味をホンノリと残しながら旨みだけを残したような、そんなハイ・ブローなお味。塩ダレも、キレを加えるというよりは、旨味を上品に引き立てるような、そんな使い方。
りょう華@三田・20130512・麺
 スープを主張させないということは、当然麺との「補完」を意識した構成になります。その麺は中太縮れで、最近の「鶏清湯」系としてはやや異例。固めにゆで上げられたこの麺を、コシ・歯応えを楽しみつつ咀嚼しますと、小麦の素朴な甘味が口に広がり、それを上品な鶏の風味・旨味がフンワリと包み込むようなバランスで……いや、コイツはなかなか。
りょう華@三田・20130512・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、鶏ササミ少々に、青菜とザーサイ、そしてネギ。分厚く切り分けられたチャーシューは、ゆで豚に近い外見ですが塩加減が絶妙で、肉と脂身のバランスもまた絶妙。ザーサイはシッカリ塩抜きされており、コリッとした食感と風味が、実に良質のアクセントを加えています。後半、胡椒をふりかけてみましたが……スープ・麺・具材の全てが「ビビッド」になる感じで、これは是非ともオススメ。

りょう華@三田・20130512・卓上 私が最初にこの店にフラれたのは数年前、行きつけだった近所の「らぁめん 丸」がマスメディアで紹介され、行列店となって避難しようとしたのが始まりでした。いまや、少なくとも都心は「鶏ブーム」真っ只中、しかしかつての「豚骨魚介ブーム」と同様に、スープの「インパクト」に話題が偏っているような気がします。「らぁめん 丸」も、濃厚豚骨魚介のつけ麺として、そのインパクトが注目を浴びたのですが……その近所でひっそりと、麺とスープの「補完」にキッチリこだわり続けている、地道な努力のお店でした。

 店舗情報は、こちら(営業時間・定休を修正しておきました)。

営業時間(店舗掲示ママ 2013/04現在)
昼ランチ(平日) 11:30~14:00
平日        17:00~25:00
土曜祭日     17:00~24:00
日曜日 休み

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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