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らーめん 五ノ神製作所@大久保 「海老リッチらーめん」

五ノ神製作所@大久保・20130801・路地
 毎年思うことですが、夏に入り暑さに体が慣れないうちは、「冷やし」とか「アッサリ塩」とかを渇望しますが、体が慣れてくると、なぜか「濃厚」系が欲しくなる。そういや、大久保に新宿南口「五ノ神製作所」の支店ができたとか、さっそく訪店。
五ノ神製作所@大久保・20130801・店舗
五ノ神製作所@大久保・20130801・券売機
 お店は、大久保駅南口を出て百人町交差点へ向かう路地にあり、以前「翔丸」があった場所。新宿店が店名に「つけ麺」がつくのに対し、こちらは「らーめん」が冠、メニューもラーメンと油そばというラインナップです。最終的には3系統のメニューになるようですが、いまのところは1系統、とりあえず筆頭の「海老リッチらーめん」(750円)を、ポチッとな。店内は冷房のほか扇風機が2台全力運転しており、比較的涼しい。
五ノ神製作所@大久保・20130801・海老リッチ
五ノ神製作所@大久保・20130801・スープ では、スープを一口……いやぁ、期待通りの「濃厚&コッテリ」感。ベースは相変わらず濃厚な豚骨ですが、新宿店のように骨髄がザラザラするほどの炊き出し方ではなく、鶏も入ってコクも多少優しめ。コイツに、例によって超濃厚な海老の風味がガツンとくるわけですが……新宿店は甘海老を使うのに対し、こちらはオマール海老や伊勢海老も使っているとかで、たしかに海老のパンチに重みが加わったような気も。ただ、それよりも背脂の使い方が印象的で、多めの油分でヤンチャな食材を包み込んでマイルド感を出し、あの「五ノ神」のヘビーブローなつけ汁が、ちゃんとラーメンスープに昇華されています。
五ノ神製作所@大久保・20130801・麺
 麺は、やや細めの中太ストレート。自家製と聞きますが、粉選びと加水率のマジックで、風味・甘みに強烈な「打撃力」を持たせています……これには、ちょっとビックリ。もちろん、ガンガンとアグレッシブに攻めてくるスープに対して一歩も引かず、むしろぐんぐん自己主張する麺で……このスープとこの麺、このぶつかり合いは凄まじく、絶対に一食の価値あり。
五ノ神製作所@大久保・20130801・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、三角メンマ、キャベツ&紫キャベツ。バラ肉・チャーシューはポークソテー風の食感ですが、かなり濃い味わいで、この合わせ方には賛否あるかも。三角メンマは新宿店同様のトレードマーク、キャベツは明らかに食べ飽き対策で、ポクポクした麺に上手く絡んで、キチンと機能しています。

五ノ神製作所@大久保・20130801・卓上 まるで、「キングコング対ゴジラ」のような、スープと麺の「頂上決戦」、「五ノ神製作所」さんらしさがフンダンに発揮された一杯です。まぁこれだけ濃いと、途中で飽きが来ないといえば嘘になりますが……卓上にはカレー粉も用意されており、味変をより長く楽しむための「替玉」(100円)もラインナップと、万全の態勢。夏こそ「濃さと濃さのぶつかり合い」、「東宝チャンピオン祭り」世代のオジさん(*)には、思いがけない夏休み(?)プレゼントでした。

 店舗情報は、こちら

(*) 正直に言うと、私は「東映まんがまつり」派だったので、「東宝チャンピオン祭り」には1回しか行っていません。わからない人には全くわからないお話で、スミマセン。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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