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味里@新橋 「ちゃんぽん」

味里@新橋・20130929・汐留高層ビル
 最近、昼イチの会議が増えてしまい、外出してランチなんて気分にしばらくなりませんでしたが……なにやら、汐留近くに美味しい「ちゃんぽん」を出す店があるとの貴重なネット情報。キョーシ・セーカツ25年!……もとい、新橋生活25年、恥ずかしながら、この店の存在は知りませんでした。さっそく訪店、場所は、汐留高層ビル街のすぐそばで、ヤクルト本社ビルの地下1階。
味里@新橋・20130929・店舗
味里@新橋・20130929・メニュー
 店内は、ほぼすべて4人掛けテーブルで、宴会用座敷(個室)などもある模様。ランチメニューの筆頭は、自慢の「ちゃんぽん」「皿うどん」で、この店の創業者の方が故郷・長崎県の味を本場のレシピで再現したものとか。「並」でも大盛レベルの量だと聞いておりますので注意が必要、とりあえずは「ちゃんぽん(小)」(750円)で。
味里@新橋・20130929・ちゃんぽん
味里@新橋・20130929・スープ
 噂通り、「小」とは思えないボリューム感、通常の「並+α」程度の量はあります。まずは、スープを一口……おぉ、コイツは「真打登場」ですな。クリーミィな豚骨と旨味タップリの野菜がさりげなく融合した、日本人好みの甘めのスープ。ほどほどの塩加減でも、グイグイと訴えかけるマイルドなコク、具材との味のバランスを考慮して、敢えて魚介系の旨味を移し過ぎていない辺りも、芸が細かい。
味里@新橋・20130929・麺
 そして、この麺も恐るべし。太めの中太ストレートで、ザラついた麺肌の典型的なちゃんぽん麺、口あたりのソフト感とノド越しのしなやかさを最低限保ちながら、男性的なコシをグッと強調した仕上がりで、スープの吸いもよく後半ドンドン美味くなります。こんな見事な素材・仕上がりのちゃんぽん麺は、相当希少と思われ。
味里@新橋・20130929・具材
 具材は、モヤシ・キャベツ・キクラゲなど山の幸に、海老・アサリ・蒲鉾・さつま揚げなど海の幸もタップリで、豚肉も結構入っています。山の幸から弾ける野菜系の旨味、海の幸からホトバしる魚介の旨味、これらを甘めのスープがガッチリ受け止めて……咀嚼するほどに、まさに「幸せ」を噛みしめることができます。

味里@新橋・20130929・テーブル 大学時代、ちゃんぽん・皿うどんが自慢の長崎料理店(現存)の2階に1年半ほど居候していたことがあり、ちょくちょく「本番の味」をふるまっていただきましたが……以来、新橋・銀座生活25年余、当時をシミジミ懐かしく思い出させてくれた味は、初めてです。それほどに、私にとってはごく自然な「本場の味」に感じられたり……見渡せば、OLさんの注文はほとんど「並」で、洗面器大・具材山盛の丼を抱えてご満悦。これも箸を進める「さりげない」味のなせる技か。「ちゃんぽん」にご興味のある方は、是非にも!

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天下一品 赤坂店@赤坂 「こってりラーメン」

天下一品@赤坂・20130926・街角
 (まだ盛夏の頃)仕事を終えて新橋あたりを歩いておりましたが、ヒートアイランド現象にホトホト辟易。赤坂あたりは涼しいかと思い移動するも、こちらも立派にヒートアイランド。さらに、家系の新店をのぞいてみるも、ちょうど満席。行列よりも、「ちょうど満席で待ち先頭」というパターンこそ私は最も嫌いでして、踵を返してアテもなくフラフラ……ふと「天下一品」の前で足が止まりました。
天下一品@赤坂・20130926・店舗
天下一品@赤坂・20130926・メニュー
 そういえば、「都内の天一のなかでも赤坂店は特に美味い」という噂を聞いたことがあります。私はかつて京都・北白川に住んでいたことがあり、総本店や銀閣寺道店には週イチ以上で通った身、それに近い味との噂ですが……早速、「こってりラーメン」(並 700円)を注文。
天下一品@赤坂・20130926・こってり
天下一品@赤坂・20130926・スープ
 では、スープを一口……うん、確かに他店より「濃厚」な気がします。ただし「濃厚」とはいっても味の濃さではなく、コッテリ感が強く感じられるタイプ。つまり炊き込んだ鶏ガラが強めのバランスという意味で、逆に言えば野菜系の旨味やコクはわずかに弱め……同等のコッテリ感ながら、コク・旨味とのバランスもとれた総本店には、やや及ばないといった印象。しかし、敢えてコッテリ感を突出させた思い切りの良さは、他店にはない特徴といえるのかも。
天下一品@赤坂・20130926・麺
 麺は、中太の弱縮れ。2年前に神田店で食べた時には、麺が昔とは少し変わったという印象を持ちましたが、今日の麺は加水率もほどほどで弾力も強く、2年前の印象より明らかによくなっています。多少乱暴に引っ張っても切れないほどの強い麺に、ドロドロのスープを絡めてカルボナーラのようにいただく、こうでなくっちゃ天一とは言えませんな。
天下一品@赤坂・20130926・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマにネギ。昔、京都では「ネギ大」(ネギ増量)は無料でしたが、上京して有料と聞いてかなり驚きました。しかも2年前、神田店ではなんと170円……それが今日見ると120円、少しはマシになったのかしら。肩ロースチャーシューは意外なほど大判で味もシッカリ、明らかに改良されてきています。

天下一品@赤坂・20130926・ポップ 天一独特の「ニンニク薬味」も、他店の倍ほど入れないと、効きが弱く感じるほどの「コッテリ感」。こういう天一が好きな人にはタマらないんでしょうが……天一はもともと、京都・銀閣寺道の屋台が発祥で、総本店は北白川ですが、銀閣寺道店も格が高く、コッテリ感・コク・旨味のバランスについては、個人的には本店よりも好きでした。赤坂店は、どちらかといえば本店系の味をデフォルメしたような味に、私には感じられましたが……さて皆さんの評価はいかがでしょう。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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