2013/12/10
東京豚骨醤油らーめん 政虎@門前仲町 「政虎らーめん」

師走を前にして、結構遅くまで残業してしまい、空きっ腹も限界。さてどこで食べて帰るかですが……そういえば、門前仲町の新店「政虎」が遅くまでやっているとか、大江戸線で現地に向かいました。それにしても、会社はどこもラストスパートなのか、夜はいつも酔客の多い門前仲町駅も、人影がまばら。

5番出口の真ん前という好立地、以前「だるま亭」があった場所で、店内も完全に居抜き状態。「だるま亭」もたしか前の店を居抜いたような雰囲気でしたので、内装は少しくたびれていますな。メニューは基本的に「政虎らーめん」一本で、その他はトッピングや調味のバリエーション。まずは基本の「政虎らーめん」(680円)をポチッとな、「かため、少なめ」でお願いしました。

見た目はちょっと家系チック、まずはスープを一口……うん、やはり「東京豚骨醤油」を名乗るだけあって、いわゆる家系とは相当方向性が違います。豚骨主体のベーススープ、かなりシッカリした豚骨ですが、その硬質なコクを野菜の柔らかな旨味・風味で丸めながらアッサリ感を加えてあり、結構スマートな口あたり。カエシの味わいやケミカルっぽさも家系とは趣が異なりますが、塩加減は同等程度。

麺は、多加水の中太弱縮れ。こちらも家系の麺とはかなり違って、プリプリ感は控えめでソフトな歯応え、甘みはかなり強めですが、全体的な風味もどこかソフト。ただ、スープもどちらかといえばソフトな味わいですので、なんかこう、没個性同士が寄り添う感じで、いまいち「主張」に欠けますな。


まずは、高菜を試してみましたが、辛味を抑えて胡麻油の風味を強調した一品で、豚骨にその風味がフワッと広がりますが……相性としてはどうかな。ニンニクを加えても、スープの野菜風味のおかげでどこか上滑り、最後に入れた豆板醤は、ちょっとこだわった一品らしく、イイ感じで全体に馴染みます。9回裏にようやくスマッシュ・ヒット。

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