2014/03/25
家系ラーメン 松田家 日本橋室町店@三越前 「豚骨醤油ラーメン」

3連休前日、仕事を終えてこの日オープンした「コレド室町2&3」をちょっと見物。最初に開業した「コレド室町」ともご覧のように地下でつながっており、空中にも渡り廊下があるとか……この街もどんどん変わっていきますな。ちょうど腹が減ったところで、今週近くにオープンした「松田家 日本橋室町店」へ。

路上看板などには「清六家直系」との表記があり、店内にはこんな掲示が。筑波や東京北部近郊の「清六家」を中心とするグループのお店のようです。ただ「真武咲弥」が1軒入ってますが、この名前は別資本系のはずですが……よく分かりません。しかし、「コレド室町2&3」と場所・オープン時期を同期させるとは、かなり大手の資本系と見ました。

基本は家系の店ですが、メニューは「醤油」「塩」に加えて「味噌」があるほか、「鶏白湯」「あっさり中華そば」「担々麺」などなど、非常に豊富なラインナップ。しかしまぁ、まずは基本の「豚骨醤油ラーメン」(750円)をホウレン草増し(100円)で。

では、スープを一口……うん、「バランス重視」のタイプですな。豚骨はしっかり乳化させたタイプですが、サラリとしていてライトなコク。カエシも、薄めが流行りの昨今では多少濃く感じますが、本来の家系からみれば標準的かやや薄め。鶏油量もかなり少なくて……ま、家系としては「程よいキレのサッパリ系」という、万人向けのポジショニング。

麺は、平打ち気味の太麺ストレートで、家系としてはかなり太い部類。モッチリとした口当たりと「ムスッ」とした重みのある噛み応え、甘みにも結構重厚感があって、非常に存在感のある麺です。スープがライトなので、単純な組み合わせとしてはやや麺が勝ち過ぎですが、ホウレン草や海苔でスープを絡ませれば、上手くバランスが取れてきます。

具材は、チャーシュー、ホウレン草、海苔の「家系セット」に、ごく少量のネギ。ホウレン草はやや緩めの搾り加減ですが、雑味もなく風味もシッカリしていて、ナカナカ。そしてバラ肉チャーシューは、脂身が舌の上でトロンと溶けるような仕上がりで、やや薄味な味付けですが、多少塩気の強い家系スープとは相性バッチリ。よく考えられた組み合わせです。

店舗情報は、こちら。
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