2014/03/13
神保町 可以@神保町 「大分佐伯ラーメン(限定)」

小春日和の週末、ここ何週間かは仕事に追いまくられて休日出社の連続でしたが、ようやくほっと一息。特に行先も決めず、神保町・三崎町あたりをブラついてみることに……が、ラーメン的には惹かれるトピックもなかったので、味噌でも食べるかと「可以」へ。

券売機をチェックしますと……お、限定で「大分佐伯ラーメン」やってますな。「ラーメンショー2013」における評判は耳にしておりましたが、さらに改良して本場に近づけたとのこと。「可以」の限定は夕方提供になる場合も過去ありましたが、今回はランチタイムでも注文できます。さっそく「限定ラーメン」(700円)ボタンをポチッとな。

配膳時、「本場にならってレンゲを付けておりませんが、必要でしたらお声を」とのご説明。もちろんレンゲなぞ要りません、丼を持ち上げスープを一口……あぁ、なんか懐かしい雰囲気の味。ベースは半濁の豚骨で、かなり強めの醤油カエシ、脂の風味にただよう野暮ったさ、コイツに大量のホワイト・ペッパーがガツンと効いて……交通の便の悪い場所で独自に進化したラーメンだと聞いておりますが、なんともいえない「鄙びた」感じがたまりません。ただ、本場の佐伯ラーメンはニンニクがかなり効いているはずですが、この一品ではそこは省略。ランチタイム提供用の配慮でしょう。

麺は中細ストレート。少し柔らかめのゆで加減で、しなやかなノド越し。素朴でフックラとした麺の甘みが、強めのカエシで引き立てられ、豚骨・脂のコッテリ感で持ち上げられて……いやぁ、これは美味い。多めに乗る細モヤシを絡めていただくと、シャクシャクとした食感が加わって、ますます美味い。この食べ心地、どこかのラーメンに似ていますな……

具材は、チャーシュー、細モヤシにネギ、そして胡麻がタップリ。チャーシューは脂身を強調したモノ、敢えてニュートラルな味付けにして素朴感を出し、上手くスープと合わせています。ネギの切り方も荒々しくて、全体の鄙びた感じによく合いますなぁ……

店舗情報は、こちら。
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