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もんなか まごころ厨房@門前仲町 「冷やし担々つけ麺」

まごころ厨房@門前仲町・20140728・路地
 1年でも最も暑いこの季節、土曜ですし、エアコンのきいた部屋でビールでもやりながら……などというのも夢のまた夢、今日も今日とて休日出社。こう暑いと、ランチには辛いだけじゃなく、濃い味の一杯がほしくなりますなぁ……ふと思いつき、門仲の裏通りをテクテク歩いて「まごころ厨房」へ。
まごころ厨房@門前仲町・20140728・店舗
まごころ厨房@門前仲町・20140728・メニュー
 毎年提供される夏の定番「冷やし担々つけ麺」(800円)(写真右上)、今年は7月3日(本店は2日)から提供が始まっていました。入店すると、厨房には橋本店主、目でご挨拶させていただきましたが、少し髪を伸ばされた模様。ほどなく調理完了、手渡された丼は、キンキンに冷えておりました。
まごころ厨房@門前仲町・20140728・冷やし担々つけ
まごころ厨房@門前仲町・20140728・麺
 まず、麺を一口……でました、イキナリのハイ・クオリティ。Facebookによると「開花楼カブキモノ20番ストレート」とのことで、本店とは変えている模様。提供時に最も瑞々しくビビッドな食感になるように、ゆで・シメがキッチリ調整された、見事な出来栄え。噛むほどにグッ、グッと盛り上がってくるような甘みも印象的です。
まごころ厨房@門前仲町・20140728・つけ汁
 つけ汁も、期待通りのドロドロ・タイプ。ベースはもちろん当店独特の濃厚な動物系、コイツに白ゴマベースの芝麻醤とおそらく味噌ダレを合わせており、辛味も適度にきかせてあって……いつも通りのコクとコッテリ感の中から、味噌濃さと辛さが野太く立ち上がってくる感じ。
まごころ厨房@門前仲町・20140728・麺上げ
 コイツに麺をドップリ浸して、ジュバァ~~ッとイキますと……麺・つけ汁の濃厚な絡みあいに、さらにタップリの肉味噌、ネギ、白ゴマなどが絡んで弾け飛び、まるで「花火」のようなキラびやかさ。いつまでも噛みしめていたい、そんな気分にさせられます。
まごころ厨房@門前仲町・20140728・チャーシュー
 具材は、麺皿にチャーシュー、水菜、海苔、つけ汁にメンマ、肉味噌、胡麻・ネギなど薬味類で、食感のアクセントにクラゲ(?)も少々。チャーシューは低温調理の肩ロースで、敢えて薄味。コイツに濃厚なつけ汁を絡ませていただけば……ウヘ~~ッ、ビールが欲しいなぁ。メンマも麺に絡みやすいよう、薄くスライスしてあり芸が細かい。

まごころ厨房@門前仲町・20140728・卓上 辛味で滝汗になりそうなところを、ガツンと濃い味で汗腺を締められ、冷えた一杯で体の中もクールダウン……帰り道、汗ひとつかかない肌にサラサラと降り注ぐ、真夏の直射日光がむしろ気持ち良いですなぁ。アグレッシブな味を存分に堪能しながら後引かない、まさにリーマンのランチに最適な一杯ですが……これを休日出社の土曜昼に食べねばならぬ、わが身こそ哀しき。

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加藤商店@青山一丁目 「博多豚骨」

加藤商店@青山一丁目・20140727・HONDA本社
 梅雨も終盤の土曜、ウォーキングへ向けて入念に雨雲レーダーの情報をチェックしますが……こりゃどう見ても一日降ったり止んだりですな。ウォーキングはあきらめ、ランチも麺量の少ない豚骨系ということで、青山一丁目の新店「加藤商店」へ。場所は、HONDA本社の裏手にあるウイン青山のレストラン街、以前「花火」があったところで「すみす」の近く。
加藤商店@青山一丁目・20140727・店舗
加藤商店@青山一丁目・20140727・券売機
 メニューは、「博多豚骨」「博多レッド・ホット麺」「ハカタ豚骨醤油」の三系統で、「海老トマトつけ麺」なんてのも準備中。とりあえずは、主力の「博多豚骨」(750円)を、ポチッとな。店内は「花火」を居抜いたお洒落な雰囲気、いかにも「青山」的なお洒落なカップルが、お洒落な会話を楽しんでおられます。豚骨店ですが調理にはやや時間がかかり、約10分で丼到着。
加藤商店@青山一丁目・20140727・博多豚骨
加藤商店@青山一丁目・20140727・スープ
 では、スープを一口……まぁ、メッセージとしては「ナチュラル」なんでしょうな。よく炊き出された豚骨は臭みもなく、ゼラチン質も溶けだしてフンワリ感も出ていますが、基本的にはアッサリした飲み口で、旨味もコクも非常に控えめ。カエシも同様に控えめで、非常に淡いキレのつけ方。全体としては……「水彩画」を通り越し、「鉛筆画」に近い表現法。
加藤商店@青山一丁目・20140727・麺
 麺は極細の博多麺。「カタめ」指定でしたが、仕上がりは普通に近く、ギリギリ「カタめ」の雰囲気が伝わる程度。コイツをワシワシと頬張れば、甘みがダイレクトに伝わりホクホクと広がる、低加水麺特有の醍醐味が味わえます。ただ、いかんせんスープが「シレッ」としすぎており、この甘みをどうしたいのか意図不明。
加藤商店@青山一丁目・20140727・具材
 具材は、チャーシュー、キクラゲに薬味のネギ。バラ肉・チャーシューは2枚入り、赤身ホロホロ・脂身フルフルの仕上がりで、箸でつまむと崩れるほど。スープがもっとジューシーなら、こういうスタイルでも合うと思いますが……加藤商店@青山一丁目・20140727・麺上げ

 中盤を待たず味変に挑戦。まず辛子高菜を投入しますが、旨味は加わるものの辛味不足。ならばと辛味モヤシを加えますが、あまり事態は改善されません。最終的には、「替玉用ラーメンダレ」も入れてみましたが……塩味だけが上滑り。

加藤商店@青山一丁目・20140727・卓上 「青山」的な「お洒落でスタイリッシュな博多豚骨」を記号化すると、こういう味になるのでしょう。豚骨屋では必須のニンニクも卓上から排し、徹底的に「青山」的な雰囲気に合わせたつもりなのでしょうが……5年も続いた前店「花火」、その前身である「武蔵 青山」に至っては12年も続いたことを思えば、必ずしも「青山」的であることが、必要条件ではないような……「青山」的な味は、それこそ「青山」には沢山あって、そこにただ埋もれるだけ。「青山」だからこそ、ブリブリ・バリバリな豚骨が受けるような気もしますが……いずれにしろ、マーケティングが肝要ですな。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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