2014/08/07
つけめん いざや@溜池山王 「つけ麺 濃厚魚介」

夏も佳境に入ってきて、夜の暑さがハンパない。銀座某店が冷やしをやっているというので、会社の帰りがけにのぞいてみると、室外機の熱風が吹き溜まる狭い路地に、長蛇の列……夜中に熱中症患者が出そうな勢いですな。もちろんパスして銀座線に乗り、溜池山王の新店「いざや」へ。

メニューは結構豊富で、つけ麺3種にラーメン3種、それに油そばまでラインナップ。事前情報では、オーソドクスな豚骨魚介があるというのでそれ狙い、「つけ麺 濃厚魚介」(730円)をポチッとな。麺量は「並(350g)」でお願いしました。店内は一本カウンターでやや狭め。

まずは、麺を一口……どちらかといえば、ラーメン向きかな。偏平した断面の太麺ストレート、モチモチ感が強調されたタイプで弾力豊か、そのせいか持ち上げるとビヨ~ンと伸びる感じです。甘みはかなり繊細で、つけ汁と合わせる前から不安がよぎりますな……それに長さが結構あって、つけ麺用としては食べづらい、麺量表示もゆで後のようです。

つけ汁は、トロンとした粘度の豚骨魚介。醤油をかなり強く効かせたタイプで、魚介系は節系主体、トロみは豚骨由来でなく正体不明で、「豚骨魚介」ブーム後半によく見かけた「B級」スタイル。ただ、それにしても醤油辛いなぁ……あまりにも味が濃いため、つけ汁に浮く節粉を混ぜ込んでも、あまり変化はありません。

コイツに麺をくぐらせて、ズバァ~~ッとイキますと……予想通り、完全に麺が負けており、つけ汁の味が「やや薄まったかな?」程度の食べ応え。まぁ、この感触も含めて昔よくあったスタイルで、ノスタルジー的なものは感じます。

具材は、麺皿のチャーシュー、水菜・海苔に、つけ汁内のメンマとネギ。チャーシューは多少パサつき気味ですが、クォリティ的には悪くない。ただし、写真のようにドップリとつけ汁をつけると味がカキ消されますので、よい子はマネをしないように。あと、水菜が乾いてカサつき気味でしたな……
スープ割は卓上のポットから。味噌用と醤油用の二種が用意されており、醤油用を試しましたが……香りも旨味もほとんどないカツオ出汁。醤油濃いだけのつけ汁が、ただ薄まるだけといった印象で、一口飲んでやめました。

店舗情報は、こちら。
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