2015/04/02
らぁめん ほりうち@新橋 「納豆らぁめん」

今年正月、新橋あたりでラーメン食べ初めできるチャンスがあったのですが、2件フラれた後、「切り札」だった「ほりうち」も満員でタイムアウト。こういうフラれ方をするとアト引くもので、以来この店のイメージが頭を離れませんでした。

言わずと知れた新宿の名店、その支店として約2年前にオープン。メニューも伝統的なラインナップ、ただ今日気が付きましたが、プライスは昔より値下がりしたのかも(6年前「らぁめん」で800円でした……麺量のせいかもしれません)。久々の「ほりうち」を堪能すべく、名物「納豆らぁめん」(790円)を並盛で。

では、スープを一口……うん、あの「満来」系の味わい、これが新橋で食べれるなんて、なんたる幸福。味は前回と変わらず安定しており、口にするとフワッと鶏の風味が豊かに広がり、それでいてスッキリとした後味。カエシのきかせ方もキレではなくコク重視で、それもごくさりげない利かせ方。全く飽きさせることのない、盤石の完成度。

麺は自家製の中太平打ちストレート。ツルリとした麺肌と、しなやかなゆで上がり、これらがもたらすノド越しのスピード感こそ、「満来」系の真骨頂。それに、噛めば意外に弾力が強く、ボリューム感タップリの食べ応えも魅力の一つ。
具材は、チャーシュー、高菜、海苔にネギ、そして納豆がタップリ。この納豆を麺にタップリまぶし、さらに海苔をチョイと掬って、ズバァ~~ッとイキますと……この美味さ、日本人の貴方には説明不要。特に、滑らかな麺肌が適度に納豆をはじいて、自動的にバランスが一定に保たれるところがミソですな。

当然、はじかれた納豆は丼底に沈みますが、サルベージ用穴あきレンゲが供されるところが、何ともニクイ。麺をススッた後、掬った納豆を頬張って、「日本人でよかった」感を堪能できます。

店舗情報は、こちら。
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