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東京スタイルみそらーめん ど・みそ@豊洲 「鶏と柚子の生醤油らーめん」(2月平日限定)

どみそ@豊洲・20160222・GODIVA
 朝から豊洲に出張ってお仕事でしたが、少し長引き遅めの移動。時間が押していて寄り道は無理、「ららぽーと豊洲」内で簡単にランチをとることにしました。店内はバレンタイン商戦真っ只中、有名チョコレート店にも女性が群がっておられます。
どみそ@豊洲・20160222・店舗
どみそ@豊洲・20160222・限定メニュー
 まずは、「ど・みそ」の月替わり平日限定をチェック……お、「鶏と柚子の生醤油らーめん」(900円)とは、この店らしからぬ一品。この店の「平日限定」は、いつも夜には売り切れており、ランチに訪れた時のみチャレンジ可能。結構ハードルが高いため、なんとなく稀少に見えてしまって、思わず券売機で「限定らーめん」ボタンを、ポチッとな。
どみそ@豊洲・20160222・鶏柚子どみそ@豊洲・20160222・スープ
 まずは、スープを一口……う~~ん、ちょっと「ヘビー」かな。なかなか芳醇な風味の鶏スープ、生醤油的なまろみを帯びたコクもなかなかですが、ちょっと鶏油が多すぎて、コッテリ感が過剰気味。おかげで、かなり「重い」飲み口ですが……ま、もともと「特みそこってり」など、コッテリ感でガブリ寄るのがこの店の持ち味ですので、どうしてもこういう方向性になるのでしょう。しかし、鶏油のせいで醤油ダレの微妙なまろみがカキ消され気味なのは、ちょっと残念。
どみそ@豊洲・20160222・麺
 麺は例によって浅草開化楼製のようですが、他メニューとは違う中太ストレート。中加水でホクッとした甘さ、このフツーっぽさが浅草開化楼っぽくありませんが……実は浅草開化楼はこういうタイプの麺も得意としており、この近辺では門仲「八幡」でも使っていたり(アチラは縮れ麺)。実は、私はこのタイプが大好物、ヘビーなスープでもキッチリ対応できるところが、レベルの高さを物語ります。
どみそ@豊洲・20160222・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、三つ葉・柚子皮に、薬味のネギ。他メニューと共通らしき肩ロース・チャーシュー、厚さもあって食べ応え十分ですが、脂身が多くコッテリ感がやや過剰。低温調理した一品ですが、味にも多少のクセを感じますな……それに、低温調理モノは見た目の美しさも「味」のうちですが、それだけに多少の変色でもやや目立つ。一方、柚子はちょっと少ないかと思いましたが、麺との絡みは良好で、間欠的に爽やかな風味を炸裂させて、リズムとバランスは悪くありません。

どみそ@豊洲・20160222・卓上 およそ「ど・みそ」らしからぬテーマを、麺まで変えて追求しつつ、それでも「ど・みそ」的なフレーバーをなんとか残そうという、かなり無理スジな方向性の一品。そこまで肩肘張らず、もっとフツーにサッパリ系に振れば良いのでしょうが、それだと900円というプライシングが意味をなさなくなるという、このジレンマ……フツーのチョコレートを数千円で売り抜ける、この季節のチョコレート屋さんの知恵を、拝借してはいかがでしょう。

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担担麺 ごまる@銀座一丁目 「ごまる担担麺」

ごまる@銀座一丁目・20160221・一丁目
 出先から会社へ移動中、どう考えても今夜は激しく残業しそうだし、早めに腹ごしらえしておくかと、京橋駅で途中下車、銀座一丁目の新店「ごまる」へ。場所は「香味徳」のすぐ近くですが、半地下なのでちょっと分かりにくいし、道端にノボリは出ていますが、○印の中に「5」と「゛」が書いてあるだけで、初見の方には意味不明。
ごまる@銀座一丁目・20160221・店舗
ごまる@銀座一丁目・20160221・券売機
 ネット情報では、愛知の総菜メーカーが東海地方に展開するラーメン店チェーンの出店だとか。確かに銀座にしては随分と広い店内、厨房内だけでも店員さんが7名はいらっしゃって、「資本の力」を感じます。メニューは「担担麺」系と「黒ごま味噌担担麺」、それに「担担まぜそば」のレッドとブラック。辛さは券売機のボタンに表示されており、唐辛子マーク2つが「レギュラー」となります。とりあえず初訪ですので、筆頭ボタンの「ごまる担担麺(辛さ=レギュラー)」(850円)を、ポチッとな。着席すると、紙エプロン・紙ナプキンと一緒に、胡麻とスリコギが目の前に置かれます(写真は下掲)。コイツをスリスリしながら待つうちに、丼到着。
ごまる@銀座一丁目・20160221・ごまる担担麺ごまる@銀座一丁目・20160221・スープ
 概ねステレオタイプ的な丼景色ですが、中央にコンモリ盛られた花椒がひときわ目立ちますな。これらをマゼマゼした上で、まずはスープを一口……なるほど、何とも「分かりやすい美味さ」ですな。ベーススープはアッサリした清湯ですが、芝麻醤は白ゴマベースで、結構軽快で鮮烈な風味。厨房からウィンウィンとフード・プロセッサ的な音が聞こえていましたが、ある程度作り足していくスタイルなのかも(違ったらスミマセン)。辣油は標準的な風味ですが量は標準よりやや多め、花椒は標準よりかなり多めで、「辣」より「麻」を強調したバランスですが、全体の味わいとしては日本人が抱く「担々麺」のイメージど真ん中で、それゆえ「美味さ」もストレートに伝わってきます。
ごまる@銀座一丁目・20160221・麺
 麺は屈曲した中太。加水率はやや低め、コイツをカタめにゆで上げてあり、ポクポクとした歯切れを楽しめます。ザラついた麺肌がスープを適度に持ち上げるタイプですが、加水率ゆえ麺の甘さもかなり強く、麺・スープのバランスも日本人のイメージど真ん中、それゆえ「美味さ」もストレートですな。
ごまる@銀座一丁目・20160221・具材
 具材は、挽肉そぼろにナッツ、それに青梗菜と薬味のネギ。挽肉そぼろは地味な味付けですが、担々麺専門店にしてはやや細かに仕上げてあり、それゆえ麺との絡みは文句なし……それにしても、こうしてアップで眺めてみると、花椒の存在感が圧倒的ですな。

ごまる@銀座一丁目・20160221・配膳
 花椒の強さがややアクセントになっている以外は、日本人の「担々麺イメージ」ド真ん中を、なんの衒い(てらい)もなくストレートに訴えかけてくる一品。その迷いのなさに、運営母体(総菜メーカー)の経験に裏打ちされた、「自信」を感じますなぁ……個人運営も非常に多いラーメン業界、KKD(勘と経験と度胸)で勝負する店も多い中、こういう「プロの技」を見せつけられると、なんかルール違反のような気もしますが……そのくらい、誰が食べてもブレなく美味い。ま、銀座は「地元」ですので、近々「黒ごま味噌担担麺」あたりを、是非。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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