2016/02/14
汁なし担々麺 金蠍 GOLD SCORPION@神谷町 「金胡麻担担麺」

雪になる一歩手前の、冷たい雨の降る土曜昼。味噌とか担々とか、なんかこうホットな一杯をググッとやって、「ホッ!」としたいところ。いくつか候補店を考えながら、まずは神谷町の「金蠍」をのぞいてみました。

15年3月オープンのこのお店、当時主力メニューの「汁なし金胡麻担担麺」をいただいて、その見事な出来栄えに驚きました。となれば、もう一つの看板メニュー「金胡麻担担麺」(900円)も期待大、新メニューの「汁なしマーラー黒酢担担麺」や、数量限定の「カレー担担麺」にもムチャクチャ惹かれましたが……初心貫徹、辛さは「2辛」(標準)でお願いしました。

いかにも「濃そう」な丼景色。まずは、スープを一口……ほぉ、意外に「麻」(花椒のシビレ)をきかせたバランスですな。「汁なし」同様、金胡麻を使った芝麻醤がドドンと前面、その豊かな甘味と香ばしさが、なんといっても「金蠍」の「金看板」。その魅力を最大限に伝えるためか、「汁なし」では「麻辣」はやや控えめでしたが、この一杯は「麻」がやや強め。金胡麻の甘味や鶏ガラの旨味と上手く共存してますが、後半はやや舌がシビレてきてやや残念。まぁ、これが「担々麺」本来の魅力だといえば、そうなのですが。
麺は、サッポロ製麺製の中太縮れ。加水率高めでツルリとした麺肌が、適度にスープを弾きつつ、縮れで適度に拾い上げるという、絶妙のバランス。中太ですので食べ応えもアリ、麺の甘味が金胡麻の甘味とシックリ噛み合い、コイツはなかなかの口福感。

具材は、挽肉、水菜に糸唐辛子、タップリの金胡麻に加えて、刻んだ搾菜やナッツ類で、食感に変化を与えています。水菜や糸唐辛子を麺に絡めれば、スープや他の具材も適度に持ち上がり、ひと箸ごとに麺・スープ・具材のバランスを変えられて、全く食べ飽きしませんな。

あまりの美味しさに、サービスの小ライスを、「さらに少なめ」指定でオーダー。この美味さ、もはや説明の必要はありませんが……やはり最後まで、「麻」が多少気になりますな。「麻辣」は、卓上の辣油・花椒でブースト可能ですが、最初から入ったものは引けません。

店舗情報は、こちら。
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