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銀座 道玄@東銀座 「チャーギュウ麺」

道玄@東銀座・20160731・東銀座交差点
 東銀座に高田馬場「道玄」が進出、一度夜に訪れましたが、夜は酒やワインでゆっくりくつろぐコンセプトのようで、無回転で満席状態。ならば、クソ暑い日の昼下がりならイケるかと考え、再挑戦。道玄@東銀座・20160731・店舗ビル

 場所は、銀座東三丁目交差点のほど近くで、ご覧のようなビルの2階、写真中央に見えているエレベータで上がります。
道玄@東銀座・20160731・店舗
道玄@東銀座・20160731・メニュー
 高田馬場「道玄」といえば、あの「ラーメン創房玄」の田中玄さんが立ち上げに関わったお店で、そのため当初店名には「オーガニック・ラーメン」との冠が付いていました。玄さん流のラーメンと並んで、創業時から「牛白湯ラーメン」も主力メニューで、その後生まれたのがこの「チャーギュウ麺」。メニューは、この「チャーギュウ麺」系のラーメンかつけ麺、タレを「白」(白醤油)か「黒」(生醤油)から選べ、麺も細麺・太麺から選択可能。とりあえず、デフォの「チャーギュウ麺」(1,000円)を、「白」の細麺で、ついでに「半熟煮たまご」(100円)も追加しました。
道玄@東銀座・20160731・チャーギュウ麺道玄@東銀座・20160731・スープ
 白湯スープに、ビーフの赤が実によく映える丼景色。まずは、スープを一口……おぉ、コイツは結構濃厚ですな。非常に濃く炊き出された鶏白湯、ひと口で唇が上下貼りついてしまうほどのコラーゲン量ですが、濃さに対して鶏のクセ・クサミがほとんどなく、非常に上品な風味。白醤油と聞いてフンワリとしたタレの効きを想像していましたが、どうして結構力強く、旨味も非常に強くてスープとのシナジーも良好。全体として、濃厚かつ「カッチリ」と仕上がっている印象です。
道玄@東銀座・20160731・麺
 麺は、細ストレート。加水率高めの麺を、ややカタメにゆで上げてあり、プリッとした口あたりとスムーズなノド越しを両立、スッキリとしたその甘みも、濃厚なスープや具材の牛脂に対して、良い意味で「アンチテーゼ」になってます。いやぁ、このバランス、以前の「牛白湯」より格段に良くなってるんじゃないでしょうか。
道玄@東銀座・20160731・ビーフ
 具材は、ローストビーフ、水菜・モヤシと薬味のネギ、そして追加の味玉。黒毛和牛のローストビーフは3枚入り、注文ごとにスライサーで丁寧に切り分けておられます。牛脂に全くクセがなく、「ムンッ!」としたコッテリ感と赤身の旨味がシナジーし合う、極上の味わいに大満足。
道玄@東銀座・20160731・煮玉子
 味玉も、ナチュラルなのにメリハリもきいた、なかなか高度な仕上がり。濃厚鶏白湯と牛脂の競演に、さりげなく割って入るモヤシや水菜も、非常に効果的な役回りを演じます。

道玄@東銀座・20160731・酒 高田馬場「道玄」は、(例によって)早い段階で田中玄さんが離脱し、お店も早稲田通りから少し南に入った不利なロケーションで、一時はいつも呼び込みの店員さんが路地の入口に立っておられましたが……そんな「逆境」を、味を磨き上げることで真正面から克服してきた、そうした地道な「努力」が、しみじみと感じられる一杯。この辺りは、観光客ではなく、本当に銀座で働く人々が密かに集う一画ですが……きっと、受け入れられることでしょう。

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麺屋 ぬかじ@渋谷 「鰹だしの冷やし肉そば」

ぬかじ@渋谷・20160728・交差点
 今日も朝から渋谷で仕事、ランチ求めてさまよい……ません。実は先日「ぬかじ」で新メニューを食し、あまりの美味さに感動しながら、デジカメ忘れて地団駄踏んだから。今日はシッカリ持参して、いざ再訪。
ぬかじ@渋谷・20160728・店舗
ぬかじ@渋谷・20160728・ポップ
 その新メニューは「鰹だしの冷やし肉そば」(880円)、明確な表示はありませんが、夏限定なのかもしれません。前回食したのは6月中旬でしたので、しばらくは提供されるかも。
ぬかじ@渋谷・20160728・鰹冷やしぬかじ@渋谷・20160728・つけ汁
 海苔とオクラがフィーチャーされた、何とも涼しげな丼姿。しかし、ポイントはなんといってもつけ汁で、鰹出汁を醤油で蕎麦つゆのように仕上げたものに、タップリ辣油を合わせたモノ。
ぬかじ@渋谷・20160728・肉
 さらに麺・具材を覆う海苔をチョイとどけますと、なかからご覧のように見事な豚ばら肉がお出迎え。こういう一品は、つけ汁がどうの、麺がどうのと言うよりも、箸をザックリと具材・麺に突き刺し、ガバッと持ち上げつけ汁に浸して、イキナリいただくのがスジですな。
ぬかじ@渋谷・20160728・麺上げ
 辛抱たまらず、ズバァ~~ッとイキますと……いやぁ、コイツは最高! 結構な量の辣油ですが決してそう辛くはなく、鰹がきいた蕎麦つゆの味の裾野を、味がフワァ~ッと豊かに広がる感じ。コイツに、スッキリした麺の甘みや、甘辛に味付けられた豚バラ肉の、なんとも庶民的な味わいが、クッキリと浮き彫りにされるような……どなたにもシッカリと受け止めていただける、実に分かりやすい「美味さ」。このワザ、簡単そうで非常に難しい領域と思われますな……う~~む、さすが「ぬかじ」。
ぬかじ@渋谷・20160728・スープ割
 スープ割りをお願いしますと、デフォの「つけ麺」とは違って、スッキリとした鰹出汁が加えられて返ってきます(「つけ麺」は「らーめん」の動物系スープ割り)。この芸の細かさも、さすが「ぬかじ」、レンゲで一口いただきますと……辣油が結構残っていたはずなのに、信じられないほどの旨味とスッキリ感。コイツは目からウロコが何枚も……つまり、蕎麦屋のつゆも、ホントは辣油で味を引き締めることが可能ということですな。

ぬかじ@渋谷・20160728・卓上
 渋谷区役所近辺では、この夏絶対オススメの一杯。日本人なら、誰もが「コレ!」と膝を打つ、実に分かりやすい美味しさです。それにしても、蕎麦つゆに辣油がこんなに合うとは……自宅近くに行きつけの蕎麦屋が何軒かありますが、次回から「My辣油」持参で通いましょう。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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