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人形町 兎屋@人形町 「らーめん(小)」

兎屋@人形町・20170508・人形町
 ひとつ仕事のピークが過ぎて、ドッと疲れが出た週末。極端に疲れた時は不思議と、あまり濃く脂っこいものは欲しくなくなりますが……アッサリ系の一杯を出す店が多い、人形町界隈へ。
兎屋@人形町・20170508・店舗
兎屋@人形町・20170508・能書き
 まずのぞいてみたのは4月オープンの「兎屋」、しかし14時前だというのに、店前には20人ほどの人だかり。ビックリしてやりすごし、バックアップで考えていた店に行きましたが、まさかの臨休(?)。次へ移動すべく、再び「兎屋」の前を通ると……事情が理解できました。隣が「うぶけや」という江戸時代から続く刃物屋さんで、観光スポットになっている模様、団体客が「うぶけや」をのぞくついでに、「兎屋」ものぞいていたという次第。兎屋@人形町・20170508・券売機

 それでも店外待ちは5人ほど、メニューは「らーめん(小・中・大)」と「つけめん(並・大)」の2系統、まずは「らーめん(小)」をポチッとな。かなり客回転は悪く、二人客が多いせいかと思いましたがそうでもなさそう。でも、その訳はすぐにわかりました。
兎屋@人形町・20170508・らーめん
 では、スープを一口……アッチッチッ、コイツは昔よくあったタイプですな。魚粉の風味を移したアツアツのラードがスープ表面を覆っており、その下のスープもアツアツ状態。おかげで序盤は味がよく分かりませんが、よく分からないままラードを麺に絡めてハフハフいただくのも久しぶり。これだと食べるペースも落ちますので、客回転も落ちるわけですな。
 後半温度が下がると味が徐々に判明、丸鶏・鶏ガラ・豚ゲンコツを使っているとのことですが、それらの風味・旨味はかなり弱めで、むしろ煮干し風味の方が勝ってる感じ。ベースが超アッサリ系のためか、醤油ダレがやや突出気味、その味のトガリを、ラードで丸めようという設計思想、昔は結構こういうタイプがあったので、ちょっと懐かしい感じ。
兎屋@人形町・20170508・麺
 麺は浅草開化楼製で、かなり太めの中太ストレート。ムッチリとした口あたりと歯応え、結構噛み応えがあって、多加水ゆえアッサリとした甘み。アツアツのラードとスープを、ツルツルの麺肌で弾きながら、麺をシッカリ主張させようというバランスで、これはこれで食べやすい。朝ラーなんかに向いたコンビネーションですな。
兎屋@人形町・20170508・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ・小松菜にナルト・海苔、そして薬味のネギ。チャーシューは厚切りのモモ肉で、シッカリ味がしみたもの。ミッシリとしたモモ肉特有の食感を楽しませながら、ほどよく柔らかく仕上がっており、なかなかの上モノ。ネギも、高温の脂とスープにより甘みが引き出され、なかなかイイ感じで絡んできます。

兎屋@人形町・20170508・卓上
 「田舎のお店で昔から愛されている朝ラー」的な、ちょっとレトロな雰囲気の一杯。人形町にはイメージ的にピッタリで、チョイと引っかけるには最適ですが、店外待ちしてまでラヲタが食べるべきサムシングはありませんな……麺は非常によく出来てますが。ひょっとしたら、ベース・スープはブレだったのかもしれません。暑い季節になったら、またつけ麺食べに来ます。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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