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博多 一風堂 豊洲店@豊洲 「博多 細つけ麺 + カレー玉」(夏季限定)

一風堂@豊洲・20180825・豊洲
 世はお盆休みですが、豊洲に出張って今日もお仕事。ランチをどうしようかと考えましたが、おそらく親子連れでごった返している「ららぽ」は避けて、「豊洲フォレシア」の「一風堂」へ。
一風堂@豊洲・20180825・店舗
一風堂@豊洲・20180825・メニュー
 夏の限定「博多 細つけ麺」は、2年前からの恒例になっていますが、今年は8月限定で「カレー玉」(別料金)を提供。面白そうなのでコイツをオーダー(後会計制)。
一風堂@豊洲・20180825・細つけ一風堂@豊洲・20180825・つけ汁
 例によって、エメラルドグリーンのオリーブオイルがつけ汁表面を覆う、ちょっと印象的な丼姿。まずは、つけ汁をひと口……毎年感心しますが、このコンビネーションは素晴らしい。ベースは「一風堂」自慢の絹ごし豚骨、実にミルキーでスムーズですが、完全乳化させず豚骨の風味とコクをシッカリ残しているところが、さすが「一風堂」。これにオリーブオイルを合わせる訳ですが……これがホント不思議にスキッと馴染み、なんとも清々しい味わいに。豚骨なのに清々しい、普通ならあり得ない領域を実現してしまったイノベーション。
一風堂@豊洲・20180825・麺
 麺は、極細ストレート。一風堂特製のブレンド小麦に、福岡県が特にラーメン用に開発したという「ラー麦」を加えた麺で、カタメ程度のゆで上がり。コイツを、まずはそのままつけ汁につけ、ズバァ~~ッとイキますと……ザクザクとした食感を楽しむうち、フワッと広がる小麦の甘さ、それを「清々しい豚骨」がスッとくるんで、コイツがなかなかクセになる美味さ。この感じが忘れられず、結局毎年食べてます。
一風堂@豊洲・20180825・チャーシュー
 具材は、チャーシューとオリーブのスライス、そして薬味のネギ。味変の辛味噌は同店のレギュラーメニュー「赤丸新味」のモノと共通、カレー玉は挽肉の使い方といい味わいといい、「キーマカレー」的な味わいで、これらは麺皿で麺に直接まぶして食べたほうがよさそうです。
一風堂@豊洲・20180825・つけ汁後半
 食べ進むうち、つけ汁は「オロチョン・カレー豚骨のオリーブ風味」という、異次元の世界へ。辛子高菜も投入すれば、さらに旨味も加速して、いやぁコイツはなかなか……スープ割するのが惜しいほどの味わいで、そのまま最後までいただいてしまいました。

一風堂@豊洲・20180825・能書き
 豚骨には当然味噌が合い、味噌には当然カレーが合うという、黄金の「三位一体説」を体現しながら、オリーブで涼しさも加えようという、実に欲張った設計の一杯。しかし、それを見事に「誰が食べても美味しい」というレベルに練り込んでくるところが、さすが「一風堂」さんですなぁ……あと、さりげなく頑張っているのがプライシングで、限定メニューなのに780円、カレー玉つけても870円で、広々として涼しい店舗で万全の接客を受けながら食べられるのですから、今のご時世なら安いほど。夏季限定で提供は8月末まで、未食の方はお急ぎを(店舗によって夏限定メニューは異なります)。

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麺宿 志いな@新宿御苑前 「潮そば」

志いな@新宿御苑前・20180821・公園
 相も変わらぬ「炎熱」の日々、ようやく金曜も終わりかけたと思ったら、「仕事先から直帰せず、会社に寄れ」との無情の連絡……渋谷から思いきり寄り道して移動してやれと、セミの声を聞きながら、新宿御苑前の新店「志いな」を目指します。
志いな@新宿御苑前・20180821・店舗
志いな@新宿御苑前・20180821・券売機
 7月オープンのこのお店、ネット情報では水道橋「征麺家 かぐら屋」からの独立だとか。夜営業開始の数分前に到着してしまいましたが、キッチリ時間通りの開店で、この暑い中助かりますな。メニューは「潮そば」「醤油そば」「鶏白湯そば」「つけそば」の4種類、オープン時(2013年)の「かぐら屋」のラインナップとは「潮そば」(750円)が異なり筆頭ボタンですので、「自信作」ということかしら。まずはコイツを、「味玉」(100円)つけてポチッとな。
志いな@新宿御苑前・20180821・潮そば志いな@新宿御苑前・20180821・スープ
 青い縁取りの丼に、水菜と柚子が涼をさそう丼景色。まずは、スープをひと口……お、コイツはかなりカッチリとした構成。ベースは鶏の清湯ですが、「かぐら屋」と同様に丸鶏も使っているのか、風味・旨味が実に豊か。さらに三種の塩をブレンドしたというこのカエシ、キレよりも鶏のコクをレバレッジする使い方で、一方ではアサリのエキスが鶏の旨味とシナジーし、高まった旨味のおかげで塩ダレがジワジワとキレてくるという……なんとも見事な「三位一体」。特に、アサリは旨味だけなく風味まで伝わってきて、鶏もシッカリとしたボディ感、味の輪郭線が実にクッキリ(写真はピンボケでスミマセン)。
志いな@新宿御苑前・20180821・麺
 麺は、中細ストレート。コシよりもしなやかさ重視のゆで加減で、軽快な歯切れ。上品でピュアな小麦の甘みが、ホクホクと舌の上で広がる感じは……麺箱の表記も同じ大成食品だし、「かぐら屋」の麺を発展させたものかも。クッキリとした味わいのスープに、フワッと広がる甘みの麺、コイツは結構グッとくるコンビネーション。
志いな@新宿御苑前・20180821・具材志いな@新宿御苑前・20180821・チャーシュー志いな@新宿御苑前・20180821・メンマ
 具材は、鶏チャーシューにメンマ、水菜と柚子に薬味のネギ、そして追加の味玉。鶏チャーシューは、テリ焼きのようにかなり濃く味付けしたうえ皮を炙ったモノ、これも「かぐら屋」のスタイルを進化させたものと思われますが……スープ・麺が、「素材の良さ」を活かした緻密な構成だけに、個人的にはかなり大胆に思えたり……クラッシックのコンサートに、エレキギターを使うような斬新さ(?)。味玉も濃い味付けですが、穂先メンマは一転、透き通るようなピュアな風味が、全体のタッチによく合います。

志いな@新宿御苑前・20180821・卓上
 「鶏・塩・アサリ」というシンプルな構成ながら、味を緻密に「編み上げる」ことで、気持ちよいほどクッキリとした美味さを実現した一杯。「潮そば」と名付けられたメニューはアチコチ見かけますが、どちらかといえばアレコレ「足し算」でソレっぽい雰囲気を出そうというアプローチが多く、だからこそ、この店のアプローチはグッと際立ちますなぁ……ただ、賛否分かれそうなのは鶏チャーシューのスタイル。進化の過程では、ある程度の「試行錯誤」は必要なのかもしれませんな。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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