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麺匠 いし井@高田馬場 「焼きあご醤油らーめん」

いし井@高田馬場・20181129・神田川
 数ヶ月に1度程度入る新宿方面のお仕事、たいてい午前中には終わるので、いつものようにランチは新宿区方面の宿題店で。高田馬場のさかえ通りを途中で右折、神田川を渡って、「麺匠 いし井」へ。
いし井@高田馬場・20181129・店舗
いし井@高田馬場・20181129・券売機
 9月オープンのこのお店、ご主人は大塚「志奈そば 田なか」(リンク先は秋葉原店)ご出身とか。メニューは「焼きあご醤油らーめん」と「濃厚焼きあご醤油らーめん」の2系統、ランチタイムはライス無料、学生証提示で50円引きになる「学割」といったサービスも。とりあえず、「焼きあご醤油らーめん」(800円)に「味玉」(100円)つけて、ポチッとな。正午過ぎに入店しましたが先客3名、ロケーション的にはややマイナーですが、それでも20分も経てば満員に。
いし井@高田馬場・20181129・焼きあごいし井@高田馬場・20181129・スープ
 ネギの上にチョコンとのる柚子が、印象的な丼景色。まずは、スープをひと口……ほほぅ、「焼きあご」の香ばしさ満載ですな。スープ表面を覆うアツアツの香味油、これに長崎県平戸産の焼きアゴの風味が直接移してあるらしく、ダイレクトに伝わるアゴの風味と香ばしさ。ただ、その主張が強いため、スープ自体にアゴ出汁がどの程度効いているか分かりにくかったり……私は、アゴ特有の旨味・風味とホノ甘さで判断しますが、香味油の主張が強くて旨味と風味はよくわからず、醤油ダレが甘めなので、アゴ本来の甘みもよくわからず。でも余計なことは考えず、香味油の主張を楽しむ方向に割り切れば、万人に分かりやすく親しみやすい味といえます。
いし井@高田馬場・20181129・麺
 麺は、中細のストレート。麺肌に粒々は見えませんが、全粒粉使用とのことで、確かにシッカリと力強い甘味が特徴的。しなやかなゆで上がりですが、口あたりにもノド越しにも力強さがあって、食べ応え十分。コイツが香味油をタップリと持ち上げて、口腔に繰り広げる小麦の甘さとアゴの香ばしさの協演は……なんとなく「田なか」のDNAを感じますな。
いし井@高田馬場・20181129・具材いし井@高田馬場・20181129・チャーシュー
 具材はチャーシュー、メンマ、水菜にネギ・柚子、そして追加の味玉。豚バラ・チャーシューは大型で厚切り、柔らかくて食べやすい一品ですが、味付けに特に主張がなかったり。味玉も、黄身をゼリー状に仕上げた平凡な一品。魚介系メインのスープですので、これら動物系の食材で、なにか仕掛けてもよかった気も。

いし井@高田馬場・20181129・告知
 焼きアゴの風味・香ばしさを、いかに強く主張させるかに「集中」したような一杯。そのために、アゴ本来の旨味や、動物系のスープ・具材とのシナジーを、敢えて弱めているような気もしますが……かなり思い切った「選択と集中」。それでも、このロケーションにしてこの客入り、こうした割り切りの方が、若い人には受けるのかもしれません。

 店舗情報は、こちら

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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