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らーめんとしょうが焼き あの小宮@渋谷 「塩らーめん」

あの小宮@渋谷・20190226・入口
 私の大好物「あの小宮」が、なんと渋谷駅にオープンしたとか。しかも駅直結とは、なんたる幸せ……大崎店も六本木店も、駅からのアクセスがチョイとイマイチでしたし。渋谷駅地下の7a出口、ご覧の表示を見ながら左の階段を数段昇れば、そこがお店です(下写真は階段から見た光景)。
あの小宮@渋谷・20190226・外観
あの小宮@渋谷・20190226・メニュー
 都立大学にあったお店が、大崎に店を出したのが昨年6月、さらに六本木に出店したのが8月で、2月には渋谷に3店舗目とは……ちょっと心配になるほどの急拡大。メニューは、「醤油」「塩」が六本木店と共通で、「たれ中華」が加わって、「つけめん」も少しアレンジしてあるのかな。凝った演出の「たれ中華」がネットでは話題ですが、私はここのラーメンが好きなんだよな……未食の「塩らーめん」(780円)をポチッとな。ちなみに、フルセルフの大崎・六本木とは違い、フロア係さんをおいた通常のオペレーションです。
あの小宮@渋谷・20190226・塩あの小宮@渋谷・20190226・スープ
 淡褐色のスープに浮かぶ柚子の黄色が、印象的な丼景色。まずは、スープをひと口……いやぁ、「塩」も私の好みド真ん中。肉から煮出したという、実に芳醇な味わいの鶏・豚スープ。それを野菜のフンワリとした甘みで優しく包んだ上に、生姜で全体をキュッと絞って、キレより旨味重視の塩ダレでまとめ上げる……食べ手を選ばず万人に分かりやすい、クッキリとした美味さに仕上げています。さすがは、「あの小宮」ですな。
あの小宮@渋谷・20190226・麺
 麺は、かなり太めの中太で、手もみ風の縮れがついた平打ち麺。プルッとした口あたりと、ビビッドな弾力、加水率高めなのに甘みが実に力強く、クッキリとした味わいのスープとは、なんともベストなコンビネーション。大崎で食べた「醤油」は、ラードの関係で麺・スープのシナジーが後半にずれ込んでいましたが、この「塩」は食べ始めから「全開」状態。いやぁ……コイツは箸が止まりません。
あの小宮@渋谷・20190226・具材あの小宮@渋谷・20190226・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、カイワレ・ネギの薬味類と、柚子が少量。驚いたのはチャーシューで、これまでの「あの小宮」で出会った煮豚タイプと違って、プリッとした仕上がり。脂身からあふれる肉汁が、全体にしみた味わいとともに押し出してきて……いやぁ、コイツは美味い。特に、スープのコッテリ感を抑えた「塩」だからこそ、存在感が際立ちますなぁ……柚子の効果も、もちろんバッチリ。

あの小宮@渋谷・20190226・卓上
 それにしても、大規模なオフィスビルの1階でフル・セルフサービスという、これまでのスタイルをなぜ変えたのかしら……店奥で、テーブルに一人居座る白髪まじりのオッサン。フロア係に生ビールの食券を2枚渡して、2杯出てきたらいきなり激怒。「俺が1杯飲み終わったころに、もう1杯だすもんだろうが」……それでタイミングが少しでも遅れたら、「なにやってんだ、早く出せ」。こんなクソ老害を排除するためにも、この店もフル・セルフにすることを提言します。

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麺屋三代目 火華 中野総本店@中野 「味玉ラーメン」

火華@中野・20190224・商店街
 午前中、新宿方面のお仕事が予定通り終わり、普段行動圏外となっているお店を訪ねる絶好のチャンス。しかし、宿題店がたまりすぎ選択に迷いますな……とりあえずは、気になっていた中野の「火華」へ。飲み屋さんが居並ぶ昭和新道商店街を北へ向かい、早稲田通りに突き当たったところにお店はあります。
火華@中野・20190224・店舗
火華@中野・20190224・座席
 何が気になっていたかというと、日本人の方が韓国で創業された店だということ。ネット情報では、2009年創業以来、韓国国内に21店舗、アメリカに2店舗を展開し、昨年11月に「中野総本店」で日本初上陸。なんでも、この店を今後の商品開発の拠点と位置付けるため、こういう店名になったとか。座席はご覧のように和服の素材を使った艶やかなもの、店内の飾りつけも、強く「和」を意識しておられます。
火華@中野・20190224・券売機
 メニューは、「ラーメン」「魚辛そば(太麺)」「つけ麺」の3系統、トッピングに「キムチ」(100円)があるのが目を引きます。とりあえずは、「味玉ラーメン」(850円)をポチッとな、食券を店員さんに渡すと、辛さ・カタさ・濃さの好みと、ライスをつけるかを聞かれます。いつも通り、全部普通でライスなしを指定すると、「普通でも結構辛いですよ」とアドバイス。卓上を見ると、胡椒や辣油、ニンニク・豆板醤など、辛さアップのためのアイテムも豊富なようですので、辛さは「1/2」で頼んで、あとは自分で調整することに。
火華@中野・20190224・ラーメン火華@中野・20190224・スープ
 ネギ・海苔以外は、茶褐色で統一されたシックな色合い。まずは、スープをひと口……おぉ、結構「ワイルド」な味づくり。豚骨は、ゼラチン質がゴッソリと煮出された濃厚なモノ、おそらく豚頭も使って風味と香りを強め、完全乳化させずにパンチを強めて、イイ感じの「ワイルド」感。これに、柚子胡椒(青唐辛子)系のように爽やかで、それでいてチリチリと舌を刺すような辛味が絡んで……豚骨の「野性」とは対照的なスタイルの辛さが、なぜかシナジーしてしまうところが面白い。
火華@中野・20190224・麺
 麺は、自家製の中細ストレート。カタさは「普通」指定でしたが、豚骨店でいうバリカタ一歩手前程度のゆで加減、そのせいか微妙な取り分けにくさがあったりします。中加水ゆえシッカリとした甘さ、それがワイルドなスープを受け止めて、豚骨では「お約束」のバランスに収まっていますが……「魚辛そば」で使っているという、「太麺」も選べたら面白いかも。
火華@中野・20190224・チャーシュー火華@中野・20190224・味玉
 具材は、チャーシュー、メンマ、海苔にネギ2種、そして追加の味玉。チャーシューは、細身のバラ肉が3枚入り。メニュー写真では、相当な大判が2枚入りでしたので、やや不満ですがこれでも相当攻めてます。肉の中まで濃くジックリと味つけた上、表面はさらに濃くタレを炙りつけたような仕上がりで、スープ以上の「ワイルド」感。味玉も、ご覧のように白身・黄身に濃く味つけたもので、コイツもなかなかの食べ応え。

火華@中野・20190224・能書き
 卓上のホワイトペッパーをフリかけると、豚骨からそこはかとなく田舎臭さが漂い、豆板醤を加えれば、辛さに「太さ」が加わって、これはこれで面白い。ただ、こうした辛さの演出に、韓国的なニュアンスを排除しているあたりに、実は韓国で受け入れられた「理由」があるような気がしますな……韓国唐辛子を使っても、現地では当たり前すぎて面白くない。やはり、異国で揉まれた一品には、学ぶべき点が多くあります。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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