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横浜らーめん 大塚家@三軒茶屋 「ラーメン+ホウレン草」

大塚家@三軒茶屋・20210404・交差点
 4月から新生活がスタート、これまで単発仕事で通っていた三茶ですが、これからはこちらをメインに仕事することに。禁煙や、夜型から朝型への自己改造もほぼ終わり、この歳になって「新一年生」気分ですが・・・・・・まずは、挨拶がてらの一杯を。
大塚家@三軒茶屋・20210404・店舗
大塚家@三軒茶屋・20210404・券売機
 三軒茶屋も、すでに多くの店に訪店済みですが、まずはここからと思っていたのが、2020年7月オープンの「大塚家」。なんでも「武蔵家」で修行したご主人による立ち上げとか。純然たる家系店ですのでメニューはもちろん「ラーメン」一本、まずは「ラーメン 並」(700円)と「ほうれん草」(100円)をポチッとな、好みは「全部フツー」で。「武蔵家」系らしく、カウンター上には大きな丼でキュウリの漬物が提供され、ライスは終日無料でおかわり自由。
大塚家@三軒茶屋・20210404・ラーメン大塚家@三軒茶屋・20210404・スープ
 「武蔵家」系特有の、チョコレート色したスープが目を引く丼景色。まずは、スープをひと口……なるほど、「カジュアル」サイドに振ってきましたな。店内でガッツリ炊き上げたハードな豚骨、これにカエシを濃いめに加えてさらにハードに仕上げるのが「武蔵家」系。しかし、コイツは重さを感じる手前の濃度で豚骨を抑えてあり、さらにカエシも塩分控えめで醤油のコクも強調しすぎずソフトなタッチ、食べやすさ重視の「武蔵家」系ですな。店内に女性の一人客が複数見られるのもムベなるかな。
大塚家@三軒茶屋・20210404・麺
 麺は、酒井製麺製の中太ストレート。家系麺としてはやや細めで、標準でも少し柔らかめのゆで上げですが、このあたりも食べやすさ重視の設定なのかな。それに、スープが濃厚な「武蔵家」系は、柔らかめの麺が合うというのが「定説」で、実際ゆでで引き出された小麦の甘さが、ほどよく濃いスープによく合います。
大塚家@三軒茶屋・20210404・チャーシュー大塚家@三軒茶屋・20210404・ほうれん草
 具材は、チャーシュー、海苔に、追加増量のほうれん草。ほうれん草はユルメの搾り方、クセのないピュアなゆで汁をまとって、濃いスープによく合います。チャーシューは、煮豚タイプで薄味に仕上げた肩ロース、家系では標準的なスタイルですが、大きさは非常に大きな部類で満足度大。これで基本一杯700円とは、この時代にはうれしい設定。

大塚家@三軒茶屋・20210404・卓上
 お洒落なお店が密集し、そこに若者や社会人が集うイメージの三軒茶屋ですが、実はお昼の時間帯は地元のご高齢の方が目立つ街。この街に通し営業で店を構えるなら、家族連れやお年寄りにまで受け入れられる味や食べやすさを工夫する必要がありますが……そういった意味で、非常によくチューンされた「武蔵家」系。仕事の拠点もこの街になるし、これから度々お世話になることでしょう。

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ぷれじでんと@本郷三丁目 「塩ラーメン」

ぷれじでんと@本郷三丁目・20210320・本郷通り
 緊急事態宣言も明日で解除、今日が最後の「週末ウォーキングwithラーメン」になって欲しいところ。土曜&祝日ですので、変則営業のお店も多いかと警戒し、宿題店が複数発生していた本郷三丁目で腹ごしらえ、その後神田川沿いに外堀通りを西へ向かうコースにしました。
ぷれじでんと@本郷三丁目・20210320・店舗
 宿題店の筆頭は、1月オープンの「ぷれじでんと」。あの「らぁめん小池」「中華蕎麦にし乃」「キング製麺」を生み出してきた水原裕満氏による4店舗目で、水原氏は「小池」で2020年まで4年連続、「にし乃」でも2020年にピブグルマンを獲得されています。私は「にし乃」で2回大行列に弾かれていますが、こちらは12時台だというのになぜかスンナリ入店できました。
ぷれじでんと@本郷三丁目・20210320・券売機
 麺メニューは「塩ラーメン」「(汁あり)担々麺」「酸辣湯麺」で、あとは「ギョウザ」を絡めたメニューがドッサリ。このメニュー構成に戸惑うのか、券売機の前で考え込む人続出で、店外に券売機待ちの並びができてしまいますが(上写真)、必ずしも店内が満員なわけではありません。まずは筆頭「塩ラーメン」(900円)を、ポチッとな。
ぷれじでんと@本郷三丁目・20210320・塩ぷれじでんと@本郷三丁目・20210320・スープ
 スープと麺の黄金色に、チャーシューのピンクが鮮やかに映える、何とも美しい丼景色。まずは、スープをひと口……いや実に、伸びやかにしてふくよかな味。鶏と魚介からなる構成ですが、主役はどちらかというと魚介で、煮干しの風味を中心に、節系・昆布などがさりげなくサポート、鶏もガラから丁寧に煮出した淡麗な風味で、その上で魚介の風味がスッと軽やかに伸びていきます。
ぷれじでんと@本郷三丁目・20210320・麺
 麺は、中細のストレート。ポリッとした歯切れと強めのコシ、そしてノド越しの適度なしなやかさを高度に両立させた、驚くべき質感・食感の仕上がり。しかも、小麦の甘みが非常に強く、これが塩ダレの塩ダレの甘みとスープに隠された淡麗な甘味(野菜?)、さらにあふれんばかりの旨味とシナジーして……口腔の中で、このラーメンの全体像がグイグイと明らかになっていく、そんなイメージ。いやぁ、この麺とスープのシナジーは凄まじい。
ぷれじでんと@本郷三丁目・20210320・具材ぷれじでんと@本郷三丁目・20210320・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、つくね、小松菜に刻みタマネギ。鮮やかなピンクの低温調理した豚肩ロース、シッカリと豚本来の風味・旨味が活かされており、世に氾濫する低温調理モノとは、数段上のクォリティ。つくねも鶏の旨味を生姜でキッチリ引き締める見事な味わい。この淡麗イメージのスープに刻みタマネギが合うかと思いましたが……麺も加わった「濃密」な味空間にあっては、この程度強めの薬味でちょうどいい。小松菜の辛味もそうですが、随所で「センス」が光りますな。

ぷれじでんと@本郷三丁目・20210320・卓上
 4月からの新生活を控えて、この歳になって恥ずかしながら、コソコソ禁煙を始めていたり……30年以上絶やしたことのないニコチンを、完全に絶って2週間以上。世に言われている通り、味覚が少しずつ変化してきました。どう変化したかというと、全ての食材の味が「濃く」感じられ、特に「甘味」に敏感になり、細部の味も気になるように。まだ変化の途中ですので、上記感想は少し歪んでいるかもしれませんが……それでも、水原氏の力量を受け止めるには、十分すぎる情報量の一杯でした。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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