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玉 豊洲店@豊洲 「つけめん」(仕事納め日残業記録)

玉@豊洲・20221230・店舗
玉@豊洲・20221230・メニュー
 大抵の会社は仕事納めの28日、しかし豊洲方面の仕事が納まらず、残業へ向けての腹ごしらえ。いつもお世話になっている、ららぽーと豊洲の「玉」へ。店頭に到着すると、私と同様に仕事が納まらないのか、オフィス内の服装のままレジに並ぶ働き人が次々。
 レギュラー・メニューはいつもの通り、濃厚タイプの「らーめん」「つけめん」と、あっさりタイプの「旨味醤油らーめん」。例年、冬季限定で「濃厚味噌」を出していましたが、今年はなし。今日の仕事は長引きそうですので、「つけめん」(900円)でシッカリ腹を満たしましょう。
玉@豊洲・20221230・つけめん玉@豊洲・20221230・つけ汁
 つけ汁に浮かぶ具材の賑やかさが、「玉」の「つけめん」の魅力のひとつ、冒頭からググっと引き寄せられますなぁ。まずは、つけ汁をひと口……お、また一段と美味くなってる。豚骨、鶏ガラ、魚介類を強火でガッツリ煮込んだこのスープ、見た目はかつて巷に氾濫した豚骨魚介系に似ていますが、もちろん格段に進歩しています。まずは、野菜を多く炊き込むことで、動物系のコッテリ感を適度に抑え、スマートな口あたりを実現している点。それに、魚介は炊き込むと同時に魚粉・節粉も併用しており、旨味にリズム感がある上に、「玉」自慢の削りたて「一本釣鰹本枯節」が激しくビートを打ち込んで、結構ロックな味わいに。先日食べた際に、ちょっとカエシが強いかと感じましたが、今日はその点も是正されましたな。
玉@豊洲・20221230・麺
 麺は自家製で、かなり太めの中太ストレート。「店内打ち立て」が「玉」のモットー、多加水麺を微妙に柔らかめにゆで上げて、冷水でキッチリしめてあり、ツルリとした口あたりとモッチリとした噛み心地。使用する小麦の良さなのか、多加水麺にしては甘みが強く、ツルリとした麺肌がつけ汁を適度に弾いて、両者のコンビネーションは実に絶妙、箸が止まらない美味さです。
玉@豊洲・20221230・具材玉@豊洲・20221230・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、海苔とネギ、そして極薄削りの鰹節がタップリと。バラ肉・チャーシューは薄切りが2枚入りで、脂身フルフルに仕上げて強めの味付け。つけ汁に合わせるというよりは、麺に絡めていただく仕様か。
玉@豊洲・20221230・スープ割り
 フードコートですので、スープ割りは丼を店頭にもって行き、ポットから割りスープを自分で加えるシステム。面白いのは、割りスープが2種あることで「ゆず」と「煮干し」、いつか「ゆず」を試してみようと思いつつ、食べ歩きで来ているわけではなく余裕もなく、確実性重視で「煮干し」を選択、当然ながら、コイツが実によく合います。

玉@豊洲・20221230・アイテム
 さて、2022年もいよいよ暮れようとしていますが……戦争あり威嚇あり、暗殺あり国葬儀ありと、いやはや大変な年でしたが、社会の片隅で生き抜くだけで精一杯のこの身としては、世間でなにが起きようが、自分がやれることをやるまでですな。この日もこの後、22時頃にはなんとか仕事も収まりました。それではみなさま、よいお年を。

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ホルモンらーめん 8910 白寿 赤坂店@赤坂 「白あさりラーメン」

白寿@赤坂・20221126・路地
 週末土曜は不安定な天気、地下ウォーキングに選んだコースは永田町~赤坂見附の3路線(有楽町線・半蔵門線・銀座線)ホームを行ったり来たりで、起伏もあって結構な運動になります。ちょいと一汗かいてから、赤坂の新店「8910 白寿」へ。
白寿@赤坂・20221126・店舗
白寿@赤坂・20221126・券売機
 9月オープンのこのお店、創業は大阪市・下新庄だったようですが(2013年)、現在の本店格は大阪・梅田の曾根崎新地のお店のようで、場所柄からいって飲みのシメとして重宝されているのでしょう……営業時間も、ネット情報では23:30~翌10:00という徹底ぶり。
白寿@赤坂・20221126・リゾット
 事前情報では、オープンからしばらくは土日祝が定休でしたが、土曜のこの日は営業中。営業時間が変わったようですので、ネット情報に反映しておきました。メニューは「赤」「白」の2系統の煮込みラーメンで、トッピングが「ホルモン」「カルビ」「純豆腐」「きのこ」など。ただ、券売機では「白あさり」だけが最上段で大きくクローズアップされており、コイツはなにか意図があるのかしら……早速、「白あさりラーメン」(950円)をポチッとな。
白寿@赤坂・20221126・白あさり白寿@赤坂・20221126・スープ
 韓国料理で使われる、いわゆる石鍋に入れられて、グラグラ煮立った牛骨スープ、もちろん取り分け用の小椀も添えられます。まずは、スープをひと口……なんか、大阪らしさ満載。牛脂の分厚さよりも、スッキリ感と旨味を強調するスタイルの、塩味ベースの牛骨スープ。特にこの旨味が非常に強く、魚介系で出しているような雰囲気ですが……化学の力も入っているかも。旨味は得てして塩味を強調しすぎますが、そこを上手く抑えているのが、いかにも大阪っぽい。牛骨なのにアッサリしていて、塩味も濃くなく、旨味タップリ、これがあの曾根崎新地で、シメとして支持を得た理由なのでしょう。
白寿@赤坂・20221126・麺
 麺は、中細ストレート。煮込んでも過度にダレないように工夫された麺で、甘味も強く食べ応えも十分。ただし、麺量は120g程度と曾根崎新地・〆ラーメン仕様になっており、具材もさほど多くはないので、お店おススメの「リゾット&雑炊」を検討されてもよいかもしれません。
白寿@赤坂・20221126・具材
 具材は、タップリのネギとタマネギ、それにアサリも結構タップリ。まず、このアサリですが、コイツがなかなか。牛骨の強烈な旨味成分・イノシン酸に、かなり意図してグルタミン酸系の旨味を加えてシナジーさせ、ここにアサリのコハク酸が加わって大爆発。多少化学の力が加わろうとも、この突き抜けた旨味表現は、大阪ならではの「派手」指向ですな……アツアツで旨味タップリ、これが曾根崎新地でウケけた理由だと、食べてみれば一目瞭然。

白寿@赤坂・20221126・卓上
 曾根崎新地の「シメ専用決戦兵器」を、赤坂から赤坂見附に向かう道程に配置しようという、実に巧妙な「アフターコロナ戦略」。赤坂という街は、中華系も韓国系も無限の選択肢を誇る街。そこで、飲んで騒いで見附の駅に向かうとき、シメに欲しいのはコチュジャン&ホルモンorカルビかも知れませんが、それはディナーで食べたのでは? そこで最後のシメは、塩&アサリが私のおススメ。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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