2022/12/31
玉 豊洲店@豊洲 「つけめん」(仕事納め日残業記録)

大抵の会社は仕事納めの28日、しかし豊洲方面の仕事が納まらず、残業へ向けての腹ごしらえ。いつもお世話になっている、ららぽーと豊洲の「玉」へ。店頭に到着すると、私と同様に仕事が納まらないのか、オフィス内の服装のままレジに並ぶ働き人が次々。
レギュラー・メニューはいつもの通り、濃厚タイプの「らーめん」「つけめん」と、あっさりタイプの「旨味醤油らーめん」。例年、冬季限定で「濃厚味噌」を出していましたが、今年はなし。今日の仕事は長引きそうですので、「つけめん」(900円)でシッカリ腹を満たしましょう。
つけ汁に浮かぶ具材の賑やかさが、「玉」の「つけめん」の魅力のひとつ、冒頭からググっと引き寄せられますなぁ。まずは、つけ汁をひと口……お、また一段と美味くなってる。豚骨、鶏ガラ、魚介類を強火でガッツリ煮込んだこのスープ、見た目はかつて巷に氾濫した豚骨魚介系に似ていますが、もちろん格段に進歩しています。まずは、野菜を多く炊き込むことで、動物系のコッテリ感を適度に抑え、スマートな口あたりを実現している点。それに、魚介は炊き込むと同時に魚粉・節粉も併用しており、旨味にリズム感がある上に、「玉」自慢の削りたて「一本釣鰹本枯節」が激しくビートを打ち込んで、結構ロックな味わいに。先日食べた際に、ちょっとカエシが強いかと感じましたが、今日はその点も是正されましたな。
麺は自家製で、かなり太めの中太ストレート。「店内打ち立て」が「玉」のモットー、多加水麺を微妙に柔らかめにゆで上げて、冷水でキッチリしめてあり、ツルリとした口あたりとモッチリとした噛み心地。使用する小麦の良さなのか、多加水麺にしては甘みが強く、ツルリとした麺肌がつけ汁を適度に弾いて、両者のコンビネーションは実に絶妙、箸が止まらない美味さです。
具材は、チャーシュー、メンマ、海苔とネギ、そして極薄削りの鰹節がタップリと。バラ肉・チャーシューは薄切りが2枚入りで、脂身フルフルに仕上げて強めの味付け。つけ汁に合わせるというよりは、麺に絡めていただく仕様か。
フードコートですので、スープ割りは丼を店頭にもって行き、ポットから割りスープを自分で加えるシステム。面白いのは、割りスープが2種あることで「ゆず」と「煮干し」、いつか「ゆず」を試してみようと思いつつ、食べ歩きで来ているわけではなく余裕もなく、確実性重視で「煮干し」を選択、当然ながら、コイツが実によく合います。

さて、2022年もいよいよ暮れようとしていますが……戦争あり威嚇あり、暗殺あり国葬儀ありと、いやはや大変な年でしたが、社会の片隅で生き抜くだけで精一杯のこの身としては、世間でなにが起きようが、自分がやれることをやるまでですな。この日もこの後、22時頃にはなんとか仕事も収まりました。それではみなさま、よいお年を。
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