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ニューともちんラーメン@新橋 「中華そば」

ともちん@新橋・20231230・ビル入口
 年内は28日仕事納めで、以降の依頼は年明け対応と、早々にアナウンスしていたにもかかわらず、28日夜になっても、29日朝になっても仕事の連絡。しかし、29日はどうしても片づけるべき「用事」がありましたので、すべてキャンセル。その「用事」とは、新橋「ニューともちん」での、食べ納めの儀。
ともちん@新橋・20231230・店舗
ともちん@新橋・20231230・営業告知
 9月オープンのこのお店、大人気店の高円寺「ともちんラーメン」の姉妹店で、中野「邦ちゃん」小滝橋「クマちゃん」に次ぐ3店舗目。場所は新橋駅前ビル1号館の地下1階、通常は土日祝日が定休日で、概ね土曜に食べ歩く私にはアクセス困難。しかし、年内は29日(金)まで営業との情報を入手しており、28日に仕事を収めて、この日を狙いすましておりました。
ともちん@新橋・20231230・券売機
 メニューは「中華そば」(750円)のみで、あとはトッピングの「ワカメ」(100円)。「ワカメ」は丼に入れられ麺茹で機の上で蒸されておりましたが、メカブのような色かたち。ライスは無料サービスがあり、券売機横の黄色いプラスチック札を食券と一緒に渡すと、茶碗一杯分がサーブされます。卓上にはキュウリのお漬物も。
ともちん@新橋・20231230・中華そばともちん@新橋・20231230・スープ
 丼底から上層へかけての、スープの褐色グラデーションが、なんとも印象的な丼景色。まずは、スープをひと口……なるほど、いわゆる「ちゃん」系にあっても、超「旨味」重視型のようですな。かなり多めの油とカエシの上から、淡い褐色スープを注ぎ込み、独特のグラデーションが形成されたこのスープ、ベースは豚骨清湯ですが、その硬質なコクに「分厚い」旨味がビッシリとまとわりついている感じ。そのせいでさほど強くないカエシのキレもグッと強調されています。「ちゃん」系といえば、甘み、旨味、キレのバランスが特徴ですが、甘みは抑えて、強烈な旨味でキレすら引っ張るスタイル、恐るべきケミカルの力ですな。
ともちん@新橋・20231230・麺
 麺は新宿だるま製麺製で、やや太めの中太ストレート。デフォではかなり柔らかめのゆで加減で、旨味で強調されたスープのキレもあって、麺の甘みが最大限に引き出されています。その甘みも、都心でメジャーな製麺所の麺に比べてホンワカと、ずいぶん優しく庶民的。それもあって、この柔めの食感がピッタリで、これをカタメで頼むお客さんは、少なからず損してますな。
ともちん@新橋・20231230・具材ともちん@新橋・20231230・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマに、タップリのネギ。チャーシューは煮豚タイプで、表面にも中にもジックリ味が浸みたもの。敢えて筋ばった部分を少し残しており、それが咀嚼を誘ってより味わい深くいただけます。こういうクラシカルなやり方、私は好きですな。ネギも最初は多すぎかと思いましたが、しっかりと辛みが抜いてあり、フレッシュ感が突出するかたちで、ケミカル前面のアプローチにはこの方が合う。ただし、メンマはちょっと硬すぎかな……麺が柔らかいだけに、コンビネーションとしてはちょっと距離感が大きい。

ともちん@新橋・20231230・卓上
 この一杯を、今年の食べ納めに選んだのは、750円というプライシングに強く共感したから。今年、あらゆるモノが値上がりする中で、ついにラーメンも基本メニューで1,000円超えが当たり前に。しかも先日、シンプルな油そばで1,000円というプライシングを見て、さすがに驚きましたな……為替の影響などで、食材の一時的な高騰はあり得るものの、それが解消されて値下げをするラーメン店を、ほとんど見たことがありません。ドル円だって2000年代初頭の1ドル130円台から、2011年には70円台にまで高騰したのに、値下げしたラーメン屋があったでしょうか……もはや、かつてのようなラーメンブームが来ることはない、そんな気がするオジさんなのでした。

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MENDOKORO TOMO Premium@赤坂見附・赤坂 「芳醇焼きあごだし中華そば」

TOMO_p@赤坂・20231217・赤坂
 土曜なのに、朝イチからメールで仕事が入り、結局午前中が潰れてしまいましたが……気を取り直してラーメン&ウォーキングへ。腹ごしらえは赤坂の新店「MENDOKORO TOMO Premium」で。
TOMO_p@赤坂・20231217・店舗1
TOMO_p@赤坂・20231217・店舗2
 11月オープンのこのお店、赤坂駅近くの「赤坂麺処 友」の2号店で、カラオケ音源などを手掛ける「友ミュージック」が運営母体という変わり種ですが、「赤坂麺処 友」は2012年から10年以上営業しており、なかなか侮れません。
TOMO_p@赤坂・20231217・券売機
 メニューは、「芳醇焼きあごだし中華そば」「濃香トリュフの鶏塩中華そば」「濃厚焼きあごだしつけそば」「濃い卵とペコリーノ・ロマーノのまぜそば」の4本立て、まぜそば以外は本店にもあるメニューのようですので、ここはまぜそばでイクべきなのでしょうが……なにせ、本店で食べたのはオープン時ですので10年以上前、味も「派手」という印象以外、記憶の彼方。やはり復習もかねて、基本の「芳醇焼きあごだし中華そば」(1,000円)をポチッとな。
TOMO_p@赤坂・20231217・中華そばTOMO_p@赤坂・20231217・スープ
 薬味が3種ものる、ずいぶんにぎやかな丼景色。まずは、スープをひと口……なんとも深く重い「コク」。通常、焼きあごからはホノ甘く透き通るような旨味の出汁がとれますが、コイツはそんなレベルではなく、焼きあごそのものの味が、重みを伴ってグッと舌にのってくる感じ……煮干系なら、煮干しをすりつぶしたペーストをそのまま使う「セメント系」というスタイルがありますが、そのものではないにしろ、半分くらい同じアプローチを、焼きあごを使ってやっていたりして(11年前も同じ印象)。ベースの動物系にも重みがあり、両者合わさったスープは、トロリとした粘度を伴います。
TOMO_p@赤坂・20231217・麺
 麺は三河屋製麺製で、博多麺よりやや太い程度の細麺ストレート。トロみのあるスープをまとって発揮されるノド越しと、微妙に粘りのある歯ごたえで、こちらもなかなか重みのある食べ応え。重心の低いしっかりとした甘みをもつ麺ですので、微妙にザラついた麺肌がトロリとした濃厚スープをドップリと持ち上げても、まずまず釣り合ったり……それでもちょっと、麺が負け気味かな。このあたり、つけ麺ならコントロールできて、面白いかも。
TOMO_p@赤坂・20231217・具材TOMO_p@赤坂・20231217・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、ナルトに小松菜と岩海苔、そしてネギ2種に刻み赤玉ねぎと、ずいぶんにぎやか。濃厚魚介には、薄切りの低温調理チャーシューが合うという「『麺魚』の法則」、ここでも存分に発揮されておりますな。細麺と絡めて食べれば、この上なし。岩海苔は、量を間違えると全体を支配しかねない危険な食材ですが、キチンと適量で抑えてあり、小松菜の辛味・サッパリ感も文句なしですが……薬味3種は多少うるさい。スープの重厚感を気にしているのでしょうが、小松菜とどれかひとつくらいに絞るべきですな。

TOMO_p@赤坂・20231217・卓上
 赤坂駅に近い本店と違って、赤坂見附駅からも一番奥手のメインストリート・一ツ木通りから、さらに路地を奥に入るというロケーション。こうした、ちょっと隠れ家的な場所柄もあって、店内は赤坂ジモチーなエクゼクティブ・カップルな方々や、放送関係者的な「怪しき」人々が目立ちますな。ほぼ同じ戦略の店が、この店の近くの「博多ラーメン 和」ですが、この寒空の下、今日も結構な行列でしたな……この店もいずれ、行列店となるでしょう。その前に、まぜそばを食べておかねば。

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プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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