2018/01/09
つけ麺 結心@自由が丘 「つけ麺」

(まだ師走の頃の食べ歩き)
今日は朝から自由が丘で打ち合わせ、この街に前回来たのは、もう思い出せないほど昔のこと。久々に、マリクレール通りあたりをブラブラしてみましたが……昔に比べ、人もお店も「高密度」になった印象、もう少しゆったりした街でしたが……引き上げ途中に、「結心」で一杯。

2012年オープンのこのお店、目黒「づゅる麺」的な鶏魚介を出すと聞いております。メニューは、「つけ麺」「中華そば」系とそれぞれに「辛い」バージョン、それに「味噌つけ麺」というラインナップ。ちょっと「味噌」も気になりますが、今日のところは店名の冠にもなっている「つけ麺」(780円)で。食券を渡すと「あつもり・大盛り」可能ということで、とりあえず「あつもり」でお願いしました。
出汁がナミナミと張られた麺皿から、勢いよく立ち上る湯気を見るだけで、冬場は心から温まりそうな丼景色。まずは、つけ汁をひと口……お、なんともスマートな味わい。鶏ガラ・モミジに香味野菜を加えて16時間煮込み、煮干し・カツオなどを加えたというこのスープ、世の鶏魚介系は濃厚なものが多い中、香味野菜により味に透明感が強く出ており、濃厚なのにどこかスッキリ感が漂います。一方では、背脂により適度にコッテリ感も加えてあって……スッキリ過ぎずクドくもなく、実にスマートな仕上がりです。
麺は村上朝日製麺所製で、やや太めの中太ストレート。非常にシッカリとしたコシと歯ごたえ、甘みもかなり力強くて、つけ汁に対してやや勝ち気味のバランス。ただ、タップリとかけられたカツオ出汁も旨味が非常に力強く、これをまとった麺をつけ汁にくぐらせると、つけ汁側も少しパワーアップしますので、いい塩梅でバランスがとれます。
具材は、つけ汁側はチャーシュー、メンマにネギ、麺皿側が水菜に海苔。細切れにされたバラ肉・チャーシューは、味付けもシッカリしており、脂をまとった肉汁も、スマートなつけ汁に対していいアクセントになっていますが……やや量が少ないかな。これなら、(メニュー写真では)麺皿にチャーシューが6枚ものって200円増しの「肉つけ麺」が、若い人にはお得かも(トッピング「チャーシュー」は250円)。

スープ割りは卓上のポットから。基本的に「あつもり」用の出汁と同じものと見ましたが、やはりこのつけ汁とは相性がいい。実にスッキリ・サッパリといただけます。

いかにも自由が丘らしい、スマートなタッチが印象的な鶏魚介。特に、香味野菜による「間のとり方」が絶妙ですな……それを活かすなら、もう少し優しい麺でもよい気もしますが。この店の近くにあるマリクレール通りも、昔も人は多かったものの、小さくお洒落な店が絶妙の「間」を保って並ぶ、どこかヨーロッパの街の裏通り的な、スマートな雰囲気がありましたが……今はお店が所狭しとギッチリならぶ、どこか渋谷や池袋のような雰囲気も漂っています。ま、同じ日本人が集う街ですので、同じ方向性になるのもムベなるかな。
店舗情報は、こちら。
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