2018/01/14
博多担々麺 梟(ふくろう)@五反田 「博多とんこつ担々麺」

(まだ師走の頃の食べ歩き)
年末に向け、仕事がドンドン溜まっていき、ついに「四重苦」くらいまで積み重なったところで「仕事納め」。まったく納まっていませんが……大掃除など、自宅の年末作業も全く手つかずですので休みに入ることにして、気持ちをクールダウンさせるため五反田へ寄り道。

12月オープンのこのお店、福岡方面のほかベトナムにも店を出しているとのネット情報があり、本場では「大行列」だとか。メニューは「博多とんこつ担々麺」をはじめとして、すべて担々系ながら結構バリエーション豊富、辛さも有料ながら3種類(1~3辛)足せるようです。まずは基本の「博多とんこつ担々麺」(700円)を、ポチッとな。BGMは昔のJ-POPですが、夜は人も車も通らないような静かな路地に面してますので、ラーメン店とは思えぬ静かな雰囲気。
おぉ、なかなか華やかな丼景色。まずは、スープを一口……う~~む、「博多とんこつ担々」というよりは、「だんだん麺」的な基本構成。ベースの豚骨は非常にアッサリしたもので、ひょっとすると清湯に近いかも。これを醤油タレで軽く味付けて、白胡麻主体の芝麻醤を薄く絡め、辣油でシンプルに辛味付け。ここまではかなり「だんだん麺」的ですが、マー油でコクにアクセントを加えている点と、敢えて酸味を加えてキレを強調している点が多少違いますな。肉味噌もパサッとした仕上がりですので肉汁も加わらず、後半わずかに辛みが増す程度。
麺は中太の弱縮れ。「博多とんこつ」というネーミングから、極細・低加水の博多麺を期待しておりましたが、スープが以外にもアッサリタイプですので、こういう多加水麺の方が合うのかも。やや硬めのゆで加減で、スッキリとした甘み、コイツがコク・キレ増しのアッサリ型「だんだん」スープによく合います。
具材は、肉味噌にニラ・モヤシ・ネギ、そして味玉半個。肉味噌は、ご覧のように変わったタイプ、ラーメン店では珍しいものの、個人的には長崎ちゃんぽん屋で遭遇したことがあり、九州ではある程度スタンダードなのかも。ニラ・モヤシの量も過不足なく、これでトータル700円なら、このご時世まずまずかも。

「博多とんこつ」という修飾子を頭から取り払えば、東京人が好む「だんだん麺」の変形タイプで、ソツなくまとまっており値段もリーズナブル。あるいは、福岡から東京に進出するにあたって、多少カスタマイズした結果なのかしら……メニュー・バリエーションも豊富で、中でも「カレー」や「トマト」なんか面白そうだし、目の前にはオフィス・タワーも建ってるし、意外とリーマンに重宝されていくお店かもしれません。
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