上海総本店@広島 「中華そば」

上海@広島・20180405・八丁堀
 故郷の広島から上京して35年以上、どうしても食べたいと思いつつ、同行者のことを考えると二の足を踏んでしまい、結局食べることができなかった「上海総本店」の「中華そば」。今回はあいにく家族の都合が悪く、一人で帰郷するチャンスに恵まれ、35年ぶりに再訪。場所は、県庁や官庁など公的機関の地方局が密集していた、広島市の中心部に隣接。現在はかなり再開発されたようですが、ブロックの位置づけとお店の場所は昔のまま。
上海@広島・20180405・店舗
上海@広島・20180405・メニュー
 二の足を踏んでいた理由の一つは「豚骨臭」、豚頭を使う店によくあるような強烈な豚骨臭が店の外まで漂っていますが、中に入ればもっと凄い。また、理由の二つめは昭和のままの内装で、私が通っていた35年以上前と基本的に同じですが、さすがに今となっては化石的。理由の三つめは「先代の怒鳴り声」で、昔は引退勧告状態(?)の先代がそれでも厨房に立ち、あれこれ手を出しては怒られて、逆ギレして怒鳴り声を張り上げていたもの。それをなだめていたのが、先代の女将さんでしたが……いまはお二人の姿はなく、二代目が厨房に立って静かな雰囲気。注文はもちろん、かつてよく食べていた「中華そば」(650円)。
上海@広島・20180405・中華そば上海@広島・20180405・スープ
 いや、ずいぶんとスマートな丼景色になりましたなぁ……昔は、豚骨系(?)のアクが表面にドップリと浮く、超ワイルドな景色でした。とりあえず、スープをひと口……たしかに大人しい味になりましたが、昔の面影はそのまま。たとえば、そのままなのはカエシのスタイル、コクとキレの深みはともかく、不思議と渋みの強いソリッドな風味がその特徴。これに、豚骨のアクの渋みが絡んで、ワイルドで雑然とした味に展開するのが「上海」(以前の店名)の真骨頂でしたが……昔も臭いほどは豚骨のクセは強くなく、むしろカエシで引っ張るタイプでしたが、アクによるノイズがなくなった分、その傾向が強調された感じ。
上海@広島・20180405・麺
 麺は、自家製の中細ストレート。断面が丸くて細い、広島ラーメン的な麺ですが、昔の「すずめ」「陽気」と比べれば(たぶん)やや太く、加水率も(おそらく)やや高め。おかげでツルリとした麺肌で口あたり・ノド越しがよく、スープ持ち上げも適度なために、キレと渋みで絶妙に甘みがシマる感じ。昔は、ススり込むとき動物系のアクでムセたものですが、今はスイスイいただけます。
上海@広島・20180405・具材上海@広島・20180405・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、細モヤシにネギ。チャーシューは小型の薄切りで、広島ラーメンによくあるタイプ。スミズミにまでジックリと味のしみた一品で、そのソリッドな風味はスープの味わいに通じるものがあり、カエシに煮汁を使っているのかな……チャーシューに関しては昔の記憶が残っておらず、おそらく現在より量が少なく印象に残らなかったものと思われます。

上海@広島・20180405・卓上
 私は図書館が好きでよく通ったものですが、紙屋町の中央図書館は月曜休館。仕方なく、古くて小さい県立図書館で過ごして、お昼は近所の「上海」でラーメンを……なんの巡り合わせか、この日も月曜。雨の中、中央図書館入口で休館であることを確認し、県立図書館に歩いてまわってみましたが……なんと30年前(1988年)には移転したのだとか。そんなことも知らずにいたとは……もはや半分は「広島人」でなくなってしまっている現実に、少し寂しさを覚えたオジさんなのでした。

 店舗情報は、こちら

【記事ご参考になりましたら、こちら(↓)の方をポチッとな】
FC2 Blog Ranking
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

カレンダー

03 | 2018/04 | 05
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

検索フォーム

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR