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濃厚蟹みそラーメン 石黒商店@神保町 「特製濃厚蟹みそらーめん」

石黒商店@神保町・20191223・お稲荷さん
 土曜、週末ウォーキングのコースに2案あり、いずれも新店で腹ごしらえしてのスタートと考えていましたが、その2案のスタート点が離れていて……とりあえず1店目は大行列で回避、電車を乗り継ぎ2店目をのぞくと、営業時間も定休日もネット時間と異なるようで、無情のシャッター。再び電車を乗り継いで、帰ってきたのは神保町、ちょっと気になるメニューもあることだし……まずはお稲荷さんにご挨拶。
石黒商店@神保町・20191223・店舗
石黒商店@神保町・20191223・品書き
 お目当ては、先日訪店した10月オープンの「石黒商店」。基本の「濃厚蟹みそらーめん」をいただきましたが、帰り際に券売機横の能書きを読むと、基本メニューが蟹出汁2種類を使用なのに対して、「特製濃厚蟹みそらーめん」(1,200円)は3種類使用で、「蟹肉までブレンド」との煽り文句。「蟹をより深く味わいたい方専用!」との煽りも突き刺さり、コイツはどうしても食べてみたいと思っていました。
石黒商店@神保町・20191223・特製濃厚蟹みそ石黒商店@神保町・20191223・スープ
 一部レンゲに隠れていますが、チャーシュー1枚、味玉1個がプラスされた、実に賑やかな丼景色。さっそくスープをひと口……う~む、基本と違うといえば違いますが、その差は少し微妙ですな。亀戸の老舗味噌店と共同開発した味噌ダレはたおやかなコクで、濃度も抑えて蟹出汁を最大限に引き出そうというシフト。その蟹出汁は、「花咲蟹、渡り蟹、ズワイガニ」からとったもので、基本のものよりパワーアップしているはずですが……たしかに、風味がやや強くなった感じはありますが、基本の蟹風味を少し分厚くした程度。ですが、細かな蟹肉がスープに混じるため、その味わいもプラスされ、蟹風味を引き立てる甘めの調味も効果的で、まずまずの充実感。
石黒商店@神保町・20191223・麺
 麺は基本メニューと共通で、浅草開化楼製の太縮れ。形状、食感とも家系麺に近いスタイルで、「ど・みそ」の麺にも似ています。かなり甘めのスープから、麺の甘みがドドンと力強く立ち上がってくる演出で、コイツはなかなかの食べ応え。
石黒商店@神保町・20191223・具材石黒商店@神保町・20191223・味玉
 具材は、チャーシュー、モヤシ・スイートコーンに岩海苔、カイワレや紫玉ネギなどが基本メニューと同じで、特製はチャーシュー1枚と味玉が追加されます。前回も唸りましたが、奥様が丁寧にあぶりを入れたチャーシューは、味付けといいトロトロの脂身といい、厚切りならではの食べ応えといい、極上の一品。味玉も、白身を薄味にしてスープとの距離感をとってあり、なかなかの玄人仕事です。ちなみに期待の「蟹肉」は、細かなフレーク状のものが少量混じる感じ。

石黒商店@神保町・20191223・帰り道
 私の勝手な想像ですが、おそらく基本のスープに対して加えられたのは「ズワイガニ」の出汁、そのまま食べれば花咲蟹も渡り蟹も非常にシッカリとした味ですが、ズワイは繊細にして上品。それ故、味の変化も「上品」だったのではないかと……しかし、なんといってもチャーシュー1枚プラスの満足感は圧倒的。試す価値ありの一杯です。

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Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
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