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てんせんめん@虎ノ門ヒルズ 「味噌担々麺(清湯)」

てんせんめん@虎ノ門ヒルズ・20200627・地下道
 虎ノ門ヒルズ駅が6月に開業、直後に虎ノ門ヒルズビジネスタワーに新店が3店もオープンとか。猛烈に蒸し暑い梅雨曇りの日、こういう日こそ担々麺かなと思って探索しました。虎ノ門ヒルズ駅の中目黒方面行ホームは、ご覧のような地下道につながっており、ビジネスタワーにも地下で直結(手前右が入口)。
てんせんめん@虎ノ門ヒルズ・20200627・店舗
てんせんめん@虎ノ門ヒルズ・20200627・メニュー
 水道橋・神保町「勝本」系のこのお店、同ビル3階には「勝本」自身も出店・同時オープンしており、ずいぶんとご発展の様子。メニューは「味噌担担麺」の清湯と濃厚(いずれも1,000円)ですが、濃厚はまだ未提供。
てんせんめん@虎ノ門ヒルズ・20200627・壁面
 アーティスティックな意匠の壁面や、カーブを描くカウンターなど、ずいぶんと洒落た雰囲気で、以前神谷町にあった某店を彷彿とさせたり。注文から提供まで非常に早く、辛ネギの下に肉味噌があること、それを混ぜる前にスープを味わってほしいことなどが伝えられます。
てんせんめん@虎ノ門ヒルズ・20200627・味噌担々麺(清湯)てんせんめん@虎ノ門ヒルズ・20200627・スープ
 (デジカメの調子が悪く、例のスマホAIド派手画像で)それではスープをひと口……非常に硬質なコクが印象的。伝統的には、担々麺のベーススープは丸鶏系で、ふくよかに柔らかく構えるものですが、その対極をなすようなソリッドステートでスマートなコク。すでに肉味噌が徐々に溶け出しており、微妙に辛みや味噌も伝わってきます。
てんせんめん@虎ノ門ヒルズ・20200627・麺
 麺は、浅草開化楼製の細ストレート。ポクポクと軽快な歯切れと、そこからあふれる豊かな甘み。スープに辛ネギと肉味噌をスープに馴染ませ、麺に絡めていただきますと……小麦の素朴な甘味に、挽肉の肉汁、そしてスープの硬質なコクの周りを、キラキラと瞬くような輝きを残しながら、唐辛子の素直な辛味がスッと喉奥に消えていきます。味噌は、全体に「空気感」を漂わせる程度の使い方。
てんせんめん@虎ノ門ヒルズ・20200627・具材
 具材は、肉味噌に辛ネギ、そしてパクチー(注文時に入れるか尋ねられます)。麺がポクポクトした素朴な食感ですので、合わせて食べれば細切りネギの効果は絶大。この一杯には、最初パクチーには違和感を感じますが……実は、正解かな(説明は以下)。

てんせんめん@虎ノ門ヒルズ・20200627・卓上
 「てんせんめん」とは、「点・線・面」という美術界にある概念なのだそうですが、この一杯を食べながら連想したのは、「囲碁」の「布石」ですな。スープの硬質なコク、麺の素朴な甘さ、肉味噌の豊かな肉汁感と、流星のように涼やかな辛味、そして鮮烈な風味のパクチー……お互いかなり「距離感」のある味の配置ですが、碁盤上の離れた場所に放ったこれらの「布石」が、味噌によって「伏線」となり、やがて「面」としてのトータルな味わいに昇華する……それをほぼ「布石」のみで表現しようとした、一種の「アート」作品。しかし決して難解な味ではなく、どなたにも軽快な美味さが楽しめますので、機会がありましたら是非。

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Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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