中華そば 集来@大門 「ラーメン」

集来@大門・つけ麺博会場
 一日中デスクワークの憂鬱な木曜日、残業を打ち切って浜松町の「大つけ麺博」をのぞいてみましたが、ご覧のような盛況ぶり。このイベントには夜にも何回か来たことがありますが、こんな客入りを見るのははじめてかも……当然、私のような行列嫌いはお呼びではありません。大門における私の「避難場所」の一つ、「集来」へ。
集来@大門・店舗
集来@大門・品書き
 路地裏の、さらにビル脇にひっそり佇むこのお店、しかしその店構えからは、年季を通り越して「気品」すら漂わせます。非常にトラディショナルな中華そばを出す店ですが、「手打ち麺」を指定できるのが大きな特色。入店は19:30を過ぎており、そろそろご主人も閉店モードに入りつつあるようでしたので(20:00閉店)、迷惑をかけぬよう「早い品」メニューから「ラーメン」(600円)を「手打ち」で注文。いつものように、奥様が丁寧に配膳して下さいます。
集来@大門・ラーメン
 どうです、このナミナミと注がれた褐色のスープ。この「ナミナミ感」こそ「伝統の証」、これに比べりゃ昨今のラーメンは「半身浴」か「足湯」なみ、屋台時代も含め創業60年以上といわれるその歴史は、ダテではありません。ちなみに「タンメン」や「もやし麺」なんかを頼んでも、「ナミナミ&ゴッソリ」のボリューム感。
集来@大門・スープ
 では、スープを一口……スッキリとした鶏ガラスープから、生姜の香りが立ち上り、煮干しの旨みがフワッとふくらんで、醤油のコクがジンワリと広がる。突出した何かがあるわけではありませんが、生姜がブツブツ、煮干しがブツブツ、醤油もブツブツ……そんな食材の「ささやき」が、重なり合って「ざわめき」となり、やがて口腔をにぎやかに満たしていくような、そんな味わい。ウッスラと表面を漂うラードも、またグッド。
集来@大門・手打ち麺
 麺は、幅7~8mmはあろうかという幅広の平打ちで、強く縮れたピロピロ麺。閉店近くだったせいか、今日はちょっとゆでにムラがあり、本来のパワーがイマイチ発揮されていませんでしたが……プクッとかわいらしい甘味が、スープの古風な味わいからグッと立ち上がってくる感じは、まさに「昭和」。
集来@大門・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、メンマ、ナルトに海苔、ネギ。白眉はなんといってもチャーシューで、プリプリっとした口あたりの固めの肉を、プッチリと噛みきってモグモグしながら、さらにスープをすすり込めば……若い人にはわかるまい、このエクスタシー。

集来@大門・卓上 ラーメンの批評で、よく「昔ながらの東京ラーメン」なんて「枕詞」が使われますが、少なくとも銀座・新橋・大門あたりで「昔ながら」といえば、こういうスタイルを言うんじゃないかな……たとえば、昭和31年創業の銀座「共楽」とか、さらに薄味のスープですが昭和4年創業の銀座「萬福」とか。これらと相通じる雰囲気がありながら、手打ち麺が楽しめてメニュー・バリエーションも豊富。つけ麺博の行列を前に途方に暮れている貴方、「たまには『温故知新』系で」とお考えの貴方には、絶対オススメの一杯です。

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miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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