2012/11/01
さっぽろ 香純@池袋 「醤油」

めっきり秋も深まって、アツアツのサッポロ系が恋しくなってくる季節。あの「純連グループ」の立川「香純」が9月に池袋に移転したとは聞いていましたが、そろそろお日柄もよろしいようで。場所は、池袋駅西口から「Echika」を通り抜け、C1出口から地上に出てすぐ。

メニューは「味噌」「辛味噌」「醤油」「塩」の4本立て、この店は「焦がし」がウリと聞いておりますので、そのワザを堪能できそうな「醤油」(700円)で。

明色系のカウンターに椅子が並ぶ、小ざっぱりとした店内、しかし照明はバッチリ蛍光灯で、「らーめん専門店」的な雰囲気がよく出ています。厨房から響く「ジュワッ、カンカン」と中華鍋をふる音、熱せられたラードの香りがプ~ンと漂ってきます。丼は約5分で到着。

では、スープを一口……この豪放さ、このワイルド感、「待ってました」と丼に声をかけたくなるような格好よさ。ほんの少し焦げた野菜に、焦げ気味のラード、その香ばしさが濃い目の醤油スープにガッチリ食い込みながら咆哮する、野太いコク。この焦がし加減がなんとも絶妙で、旭川「蜂屋」ほどエキセントリックでもなく、とかくありがちなムラもない。個人的には、こういうスタイルの札幌・旭川系としては、ベストの部類と感じます。

そして、麺もこれこれ、これですよ。太めの中太縮れで、真っ黄色。ラードたっぷりの濃い醤油スープを身にまとったコイツを、ズバババァとすすりこむ瞬間……ああ、昇天。パンと張った麺肌、ムチムチした食感に、明朗な甘さ。この女子高生のように元気な麺が、多少ススけた濃さをまとって、大人の表情を垣間見せる、この感じ。たまりませんなぁ。

具材は、チャーシュー、メンマ・炒め野菜に、海苔とネギ。もちろん主役はこの炒め野菜で、ご覧の通り絶妙の焦げ加減。チャーシューも少しバーナーで炙ったような焦げ目がついており、スープ・野菜にバッチリ合います。

店舗情報は、こちら。
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