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麺巧 潮@淡路町 「にほんいち醤油そば」

潮@淡路町・醤油・交差点
 土曜は澄み切った青空で、絶好のウォーキング日和。先日「」をいただき、その独創性に舌を巻いた淡路町「潮」さんで腹ごしらえ、場所は淡路町二丁目交差点近く。
潮@淡路町・醤油・店舗
潮@淡路町・醤油・メニュー
 「」を食べて以来、「黒」がどうしても食べたくて、夜に2度ほど再訪しましたが、いずれもスープ切れですでに閉店。今のところ、19:30以降の営業は期待しない方がよいようです。その人気を裏付けるように、土曜昼でも結構な客入り、注文はもちろん「にほんいち醤油そば(黒)」(840円)、丼は約6分で到着。
潮@淡路町・醤油・醤油
潮@淡路町・醤油・スープ
 カウンター席で「黒」を召あがっていた初老のお客さんから、「いやぁ、懐かしい味。昔食べた味が『立体的』によみがえってくるようです!」と、感嘆の声。では、私も一口……これは相当「攻めて」ますなぁ。ガツンとくる魚介の旨み、魚介系食材を通常の2倍使って魚介出汁のみで仕上げているそうですが、鰹と鯖をアグレッシブに主張させ、宗太鰹や煮干しで重みを加え、昆布でグイッと全体を持ち上げて……舌に激しく斬り込みながら、重心を微動だにさせない「腰の据わった」魚介出汁。
潮@淡路町・醤油・にほんいち醤油
 カエシに使われているのは、岡直三郎商店「にほんいち醤油」。生醤油独特のまろみと深みがストレートに伝わる、ドッシリとした重みのある味わい。塩分はやや控えめなのか、「これでもか!」と旨みが充満した魚介出汁に対して塩カドひとつ立てず、ガッチリ深く馴染んでいます。
潮@淡路町・醤油・麺
 麺は、自家製の中細ストレート。「白」の時はフックラとした甘味が印象的でしたが、今回はなぜか、蕎麦のように訥々と訴えかけるような静かな味わい。少しザラついた麺肌やソフトな食感は共通で、おそらく同じ麺なのでしょうが、スープの「力量」で違う「表情」が引き出されているようです。
潮@淡路町・醤油・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、味玉とネギ。チャーシューはバラロールと肩ロースの2種で、バラはプリッと、ロースはシットリ固めに仕上げて食感の変化をつけてあり、非常に芸が細かい。しかも、魚介主体のスープのなかで、チャーシューを噛みしめた瞬間はじめて動物系の味わいが弾け出る演出で、その驚きを大判二枚で存分に楽しめます。

潮@淡路町・醤油・卓上 初老のお客さんのように「懐かしい!」とは全く感じませんでしたが……現代風の「攻撃力」と、古風で武骨な「防御力」を兼ね備え、高度にバランスのとれた驚くべき一杯。戦艦大和のような昔の戦艦は、備え付けられた大砲と同じもので撃たれても、それを守り切るだけの装甲が求められたといいます。しかし、現代の軍艦は、高度な攻撃力を持ちながら、装甲はほとんどなし……流行を追い求めるだけのラーメンは、どこか現代の軍艦のようで、カッコはいいが迫力に欠ける。その点、「攻守」兼ね備えたこの一杯は、まるでミサイルで重武装した戦艦大和のような「大迫力」……そんな少し古風な一面が、お客さんに「懐かしい」との感覚を、呼び起こしたのかもしれません。

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miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:マジ・オッサン
仕事:銀座・新橋から離れ、今は世田谷系・半フリーランス
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週3杯以内、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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