2011/08/17
こうや@四谷 「雲呑麺」
ま、「立秋なのに猛暑」なんてのは例年のことではありますが、それにしても暑い……こんな日こそ、アツアツのスープがナミナミ注がれた一杯を。移転リニューアルした四谷「こうや」へ。前回訪れたのは四年前。厨房2箇所で丼を沢山並べ、ガンガン量産する活気あふれる光景に、圧倒されたものでした。リニューアルされた店内は、大型の厨房に一本カウンター、テーブル席も充実しています。

この店の名物は雲呑麺ですが、前回はやや茹でが足りない印象でした。もちろん再挑戦で「雲呑麺」(900円)を注文。
結構厨房の様子が面白く、ご主人以外は中国系の方やインド・スリランカ系の方など国際的なフォーメーション。製造の合間には言葉を交わしていますが、製造中は目と目で無言の「コンタクト」。私の一杯が完成して配膳場所に押し出し、スリランカ系の方がフロア係の中国系の方に「アイ・コンタクト」を送りますが……これがうまく通らない。結局30秒以上放置されたのち、約7分で丼到着。
スープは、透明感あふれる野菜の旨みに豚骨・鶏ガラにジンワリとニジむような味わいで、塩分も控えめ。昨今の派手な味のスープを飲み慣れた方には、インパクト的に「モノ足りない」かも知れません。

麺は細めの中細ストレートで、非常に柔らかめのゆで加減。この柔らかさは「放置プレイ」のせいではなく、もともとこういうセッティング。これも昨今なんでも「麺カタ」で頼む方には、全く「モノ足りない」かも知れません。
具材は、大型の雲呑5個と、チャーシュー、メンマ、そして海苔に万能ネギ。今回の雲呑はゆで加減も完璧で、インスパイヤ系某店で瞠目したものと同じ、いやそれ以上の出来。ホクホクとした肉の旨みに、微かに漢方的な独特のコクが加わっており、いやぁ……これは美味い! メンマもやや醤油強めの味付けですが、コリコリ感がシッカリ残って最上級。プリプリッとしたバラ肉チャーシューも見逃せません。

お店情報は、こちら。
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