麺者 服部@水道橋 「とろ葱塩らぁめん」

服部@水道橋・20130323・水道橋
 年度末でアレコレ慌ただしく、なかなか食べ歩きもできませんが、やはり中三日あけると何かウズくものがあります。水道橋の某店を訪ねてみましたが「2月末で営業終了」の貼り紙、その近くの宿題店に回って見ても、やはりコチラも「テナント募集」の貼り紙。こういう日は、アガけばアガくほど黒星続きになるもの……確実な線ということで、久々に「服部」にお邪魔しました。
服部@水道橋・20130323・店舗
服部@水道橋・20130323・メニュー
 前回訪れたのは5年以上前、店内に入るとカウンターのレイアウトが変わっていて、ちょっとビックリ。後で調べたところ、2011年10月にリニューアルで改装し、その時メニューも変更になったとのこと。メニュー構成から察するに、「とろ葱塩らぁめん」(730円)がオススメのようですな……なんでも2010年のラーメン対決企画で優勝した一品とのこと。早速入口の券売機でポチッとな。
服部@水道橋・20130323・とろ葱塩
服部@水道橋・20130323・スープ
 では、スープを一口……うん、さすが「服部」さん。ザックリと例えると、ネギがトロトロに溶け込んだ、鶏水炊き鍋の残り汁のような雰囲気ですが、それよりもさらに美味い。味の中心はネギの優しいホノ甘さで、丼一杯あたり長葱三本分が溶け込んでいるそう。この風味を、帆立・海老などの魚介系と鶏清湯の動物系のダブルスープで盛り立ててあり、何とも豊かで分厚い旨味。さらに、スープ表面の香味油に独特の香ばしさがあって、コクをグッと深めます。
服部@水道橋・20130323・麺
 麺は中太ストレート。多少加水率を抑えてあるのか、ポクポクッと軽快な食感、それでいて結構コシもあります。非常にハッキリとした甘味があり、後半は適度にスープも吸って……いやぁ、さすが「服部」、圧倒的なクォリティです。
服部@水道橋・20130323・鶏チャーシュー
 具材は、鶏チャーシューと長ネギ、明日葉。「水炊き」的なスープに、キッチリと鶏チャーシュをアレンジし、スープに溶け込んだ長ネギにより、トロトロに煮込まれた具材の長ネギに味のフォーカスをあてる……ほぼ完ぺきな計算ですな。香味油のアクセントがあるため薬味はバッサリ省略するという合理性、さらに素揚げした明日葉も、なかなかの「遊び心」。

服部@水道橋・20130323・カウンター 総じて言えば、インパクト弱めの地味な味ですが、ご主人の透徹した美的感覚が描き出した、「日本画」のように美しい一杯。極めて合理性の高い構成で一切無駄がなく、それでいて香味油が微妙に「照明」の角度を変えながら、表情豊かな味わいを浮き彫りにしていきます……感心するほかない「完成度」。さすが「服部」、超激戦区の神保町にあって10年も生き残ってきたその実力は、伊達ではありませんな。

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Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

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