2013/03/25
めん処 羽鳥@日暮里 「しょうがらーめん」

最近めっきり足が遠のいてしまっていた日暮里ですが、高級和食店がラーメン専門店を出したとの噂を聞いて、久々に下車。お店は舎人ライナーが走る尾久橋通りから一本入った、閑静な住宅街にあります。

親店は東日暮里の「海鮮 和食料理の黒さわ」で、無化調スープを引っさげた「羽鳥」は2月6日にオープン。メニューは基本的に「らーめん」一種類ですが、「しょうが」をトッピングした「しょうがらーめん」(790円)がイチオシとか。もちろんコイツをポチッとな。

店内では、地元の方々が数人で談笑中。こういうロケーションの店では当たり前の光景ですが、それでもアルコールやつまみを一切置かず、卓上調味料すら一切置かないスタイルに、ラーメンとその味に対する真剣な姿勢が伝わってきます。丼は約5分で到着。

まずは、生姜を混ぜずにスープを一口……なんともジンワリとした、スープというより「出汁」に近い味わい。構成は鶏と魚介のダブルスープで、香味野菜の透明感あふれる旨味の向こうから、ブランド鶏「匠の大山鶏」の丸鶏・鶏ガラがソッとささやき、昆布・鰹節などの魚介出汁がフッと息を吹きかける、序盤はそんなタッチです。これに細切れのチャーシューが混じる、煮つけた生姜の千切りを徐々に混ぜ込みますと……キレはもちろん、面白いことにコクがグッと深まって、グングンとパワフルな飲み応えになっていきます。

麺は、少し偏平した断面の中太縮れ。まるで国産小麦を使ったような、透明感あふれる素直な甘味で、スープのスタイルとジャストフィット。滑らかな麺肌としなやかなノド越しが、和食的な潔さを感じさせますなぁ。

具材は生姜のほかに、チャーシュー、メンマ、味玉半個と、水菜にネギ。チャーシューは自家製、かなり濃い目に味付けた肩ロースで味はまずまずですが、このラーメンに合うかは微妙。もう少し薄味のモモ肉なんかの方が、和食的なニュアンスに合うのでは。メンマ、味玉は平凡で、特にメンマあたりでひとヒネリあってもよかったかも。

店舗情報は、こちら。
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