2011/09/10
らーめん 炭火焼 そら@木場 「そら醤油らーめん」
金曜夜(9日)、最近運動不足ゆえ、会社からの帰り道にウォーキングすることに。スタート地点は木場、まずは噂の新店「らーめん 炭火焼 そら」で腹ごしらえ。

では、スープを一口……いやぁ、実にマイルド。動物系は鶏ガラ主体のようで、鶏のフワッとした香りとポッテリと濃厚な風味が印象的、コラーゲンもタップリです。そして、この店自慢の「京都老舗の甘露醤油」が、全体をさらにフンワリと包み込むような仕上げ方、さらに背脂が風味に「愛嬌」を加えて……敢えて「庶民的」な風味にまとめながら、手抜きのない上質な味わい、「良心的」な姿勢が見て取れます。

麺は中太の弱縮れ、能書きによれば「生麺屋と共同開発した細山芋玉子麺」なんだそうですが、少し柔らかめのゆで加減で、粘りを感じさせる噛み応え。甘みにも素直な強さがあり、醤油ダレと動物系の濃厚&マイルドなスープによく合います。
具材は、バラ肉チャーシュー、メンマ・海苔にタップリの九条ネギ、そして味玉がデフォで半個と追加の1個。メンマは実に風味の良いもので、鼻に抜ける香りが心地よい。チャーシュー、味玉のクォリティもナカナカですが、それにしても九条ネギがこのスープによく合います……

終盤、思うところあって一味を投入。よく混ぜていただきますと……やっぱり。これって、京都銀閣寺道「ますたに」本店のインスパイヤじゃないのかな。昔の「ますたに」本店はこういったニュアンスの味でして、現在都内に出店している「ますたに」とは全く別物。この一杯との大きな違いは、あの一味というか粗切りの鷹の爪による「ピリッ」とした辛さだけのような気が。

濃厚でマイルドな鶏スープに多めの背脂、そしてシャッキリとしたメンマにタップリの九条ネギ、さらに京都の醤油で仕上げるとなれば……京都ラーメン・ファンなら、なんらかのインスピレーションを得られるはず。京都ゆかりの方は、是非。
店舗情報は、こちら。
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コメント
本当は
「そら」は最初2週間くらいは早く来てたけど、最近はずっと9時出勤。
どうやって仕込んでるんだろうね。まさか業務用スープじゃないだろうね。
それかチャーシュウを買ってる近所の肉屋にやってもらってたりして。
2011/11/03 11:01 by よよいのよい URL 編集
Re: 本当は
その店で仕込まない場合でも、
厨房の関係から別の場所で仕込んで持ち込むケース、
一か所で仕込んで関連店に配送するケース、
大型チェーンの場合は専用工場で仕込むケース、
そしてスープ製造業者の製品(いわゆる業務用スープ)を使用するケースなど多種多様で、
一概に言えませんね。
この店は茨木・曳舟に系列店があり、別の場所で仕込んでいる可能性もあります。
2011/11/03 15:49 by miles.smiles URL 編集