渋谷らーめん 友喜@渋谷 「玉子ラーメン」

友喜@渋谷・20140603・百軒店
 私の食べ歩き自己ルールでも、実は渋谷は行動圏内なのですが、これまで頑なに近寄りませんでした。バブル期にはこの街でよく飲みましたが、あまりよい思い出がなく、次第に人混みや街の雰囲気まで嫌いになって……以来四半世紀、いまや街行くティーンズとは親子ほどに歳が離れてしまい、彼らにはこんなクタビレたオッサンは透明人間同然でしょうから、そろそろ解禁かなと。昔訪れたジャズ・バー「ミンガス」の跡地を横目に、百軒店の路地を東急百貨店方向へ。
友喜@渋谷・20140603・店舗
友喜@渋谷・20140603・券売機
 5月オープンのこのお店、なんでも濃厚醤油豚骨で有名な神田「わいず」の一番弟子の方が、同店初の暖簾分けで出した店とか。メニューは、「ラーメン」系がメインですが「つけ麺」もあります。久々に仕事抜きのフル週末、自分にご褒美で味玉つけて「玉子ラーメン」(850円)をポチッとな、好みを指定できますが全部「普通」で。土曜の昼下がりで先客1名・後客1名、神田「わいず」の人気ぶりとは対照的ですな。
友喜@渋谷・20140603・玉子ラーメン
友喜@渋谷・20140603・スープ
 (写真ボケててスミマセン)では、スープを一口……うん、確かに感じるDNA。大排気量エンジンから腹に響くような重低音が伝わってくるように、ドスンと重い響きが舌を震わせる「迫力」の豚骨。ただし、「わいず」的なのはここまでで、カエシは濃口を使っているのか、見た目よりも優しい味わいで、さらにコッテリ感も敢えて抑えてある感じ。「わいず」の「フルパワー」的印象から一転、どこかスマートな味わいに仕上がっています。
友喜@渋谷・20140603・麺
 麺は、僅かに太めの中太弱縮れ。多加水麺ですが過度なプリプリ感がなく、ソフトな口あたりとスッキリとした甘み。「わいず」も、濃厚スープに淡泊な甘みの麺を合わせるコンビネーションですが、スープに「スマート」感がプラスされている分、相性としてはこちらの方がイイ感じ。
友喜@渋谷・20140603・チャーシュー
 具材は、チャーシュー、ホウレン草に、海苔・ネギと、追加の味玉。チャーシューは低温調理でプリプリッとした独特の食感、味付けもシッカリしたモノですが、それ以上にスモークしたような独特の風味が印象的で……いやぁ、コイツは美味い! 味玉も白身にシッカリ味をしませ、自然な味付けの黄身と対比させたもので、極上の仕上がりと言えましょう。

友喜@渋谷・20140603・卓上 渋谷は若者の街、独自のコミュニティとそこへ夢を与えるサービス群が、ひとつのエコシステムを成していますが……そんな彼らもやがて成長し、酸っぱい「大人の論理」に何度も傷つきながら、新橋や神田で一人酒して溜息ついて、ハードボイルドな「わいず」でシメるようになるのでしょう。彼らが将来で出会うはずの「わいず」の味を、若者にも分かりやすくスマート&ソフトにデチューンしながら、独自のクォリティアップを図った一杯。こう考えると、この百軒店のはずれというロケーションも、どこか意味深……意味もなく、店前の路地にたむろする女子高生たちにも、「友喜」の一杯で少しだけ、「ニヒル」な大人の味に触れていただきたい。

 店舗情報は、こちら

【記事ご参考になりましたら、こちら(↓)の方をポチッとな】
FC2 Blog Ranking
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

miles

Author:miles
 千葉南西部や都心のラーメンを食べ歩きながら、某サイトへ5年にわたりアレコレ書いてきましたが、都心に引越し連載も1,000回を越えたあたりでこちらへシフト。他の話題についても「So What?」な気分で、アレコレ書いていこうと思います。
 とはいえ、ほとんどラーメンの話題になってしまうのか……

年齢:オッサン
仕事:新橋系サラリーマン
オッサンゆえの自己ルール:
 ・6人以上の店外行列はパス
 ・週4杯、日1杯以内
 ・連食・副食・大中盛NG
 ・移動は電車&徒歩
 ・移動時間30分以内
 ・飲み後のシメNG

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

検索フォーム

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR