2014/07/08
鶏蕎麦十番 156 ICHIKORO@麻布十番 「純あおさそば」

またしても、週末ギリギリになってスジ悪案件が飛び込んで、休日出社が決まってしまった金曜夜。こういう日は決まって「雨」なんだよな……駅近で、さほど濡れずに到達できそうな、麻布十番の新店「ICHIKORO」へ。

メニューは「鶏そば」「つけそば」「まぜそば」の3系統で、「まぜそば」には「鶏玉チーズ」や「海老辛担々」といったバリエーションも。とりあえず、最上列で「おすすめぇ~」表示の「純あおさそば」(880円)で。

球体を斜めにカットしたような変わった丼、それにアオサを戻さず乾燥のままのせるというユニークなスタイル。まずは、スープを一口……おぉ、コイツはなんともクリーミィ。「九州産の鶏ガラ、モミジ、ネックと野菜を6時間炊き込んだ」というこのスープ、鶏臭さは全くなく、まるでミルクのようにシルキーでふくよかな舌触りです。「旨味とコラーゲンだけを抽出した」というほど両者に突出感はなく、鶏白湯としては非常に穏やかなタイプ。ただ、コイツにアオサが絡むことで、旨味がグイグイ増してきます。

麺は、中太のストレート。加水率はやや高めで、プリッとした口当たりとシッカリとした歯応え、その割に甘みを非常に力強く感じるのは、使っている粉のせいかしら……「リッチ」感の強いスープですので、このくらいシッカリした麺でも勝ち過ぎということはありません。

具材は、鶏チャーシュー、メンマ、味玉に水菜、ネギ・糸唐辛子といった薬味と、決め手のアオサ。鶏チャーシューは、切り口はやや平凡に見えますが、実は裏面がこんなに分厚く、とってもリッチな食べ応え。メンマは塩加減強めの味付けで、コイツは好みの分かれるところ。

そして、クライマックスはこのアオサ。伊勢志摩産だそうですが、私が個人的によく使う鹿児島産や四万十産と比べると、香りは弱めですが旨味が非常に強く、麺・スープの味をグイグイ盛り立ててくれます。これですと、スープの旨味が強すぎるとややウルサくなってしまうので、この一杯のようなバランスでちょうどいいのかも。

店舗情報は、こちら。
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