2014/09/05
味噌麺専門店 いちなり@勝どき・月島 「冷しみそ麺」

会社帰り、ちょいとアレコレ銀座で買い出して、そのままウォーキングに突入し、通りがかった月島の路地。なんか食べていくかと、「いちなり」を再訪。

桜島どり100%スープが自慢の味噌専門店、遠からず「担々麺」が出現するとみていましたが、予想通り。さっそくコイツをポチッと……押そうとしたら、なぜか隣ボタンの「限定 冷しみそ麺」を押してしまいました……本能的に「限定」マークに釣られるラヲタの「性」、なんとかせなアキまへんな。

主力「みそ麺」同様の「マジンガー」スタイル。では、スープを一口……うん、面白い「攻め方」ですな。味噌ダレは、おそらく「みそ麺」と基本的に同じもの。しかし、濃さをグッと強めてあって、持ち味のたおやかな風味から、力強く麹の風味が立ち上がり、さらに酸味がさりげなく加えてあって、「濃いのにサッパリ」。ジンクス的には、「味噌の冷やしに名品なし」ですが、それはラーメンでよく使われる赤味噌が冷やしに向かないからで、赤に頼らず「田舎味噌」的な風味にコダわったこの店だからこそ、到達できた境地かも。

麺は「みそ麺」と共通のようで、浅草開化楼製の平打ち太麺。「みそ麺」では多少固めにゆで上げていましたが、少しゆでを深めてから冷水でシメてあり、冷たいのにモチモチしていて歯切れも適度、さりげないひと手間が実に効果的で、なかなかよく出来てます。もともと風味・甘みの強い麺ですので、「濃さ」で勝負する冷やしでも、バランス的には問題なし。


この一品の「主題」は、実は「味変」。豆板醤と一緒に供されるのは、なんと沖縄の調味料「コーレーグス」。沖縄産の島とうがらしを泡盛に漬け込んだもので、アルコールの刺激が強いのが特徴的、コイツを冷やし味噌に合わせていただくのが、この一品の「クライマックス」。遠慮なく、供された量の半分近くを投入しましたが……まるで「油絵」が、力強い「点描画」に変身するようなインパクトで、辛味で強烈にエッジを立てながら、古酒の風味でコク・キレが同時に深まるという、コイツは驚きの「未体験ゾーン」。さらに豆板醤を加えることで、さらなる「未知」を味わえます。

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