2014/10/25
濃厚鶏そば 築地とり食堂@築地 「濃厚鶏そば」

いつものウォーキングコースの晴海通り、築地場外市場の対面側が最近結構騒がしく、もともと豚骨「ふくちゃん」、家系「とんこつ大学」と並んでいたのが、少し離れて家系「築地家」が6月にオープン、6丁目交差点近くにあった唐揚げ屋「東京フライドチキン」が鶏白湯「築地とり食堂」に9月に業態変更、さらに交差点を挟んで家系「壱角家」が10月オープンと、ラーメン屋だらけになってきました。とりあえず「築地とり食堂」を訪店。

築地「東京フライドチキン」といえば、メディアも頻繁に取り上げる有名店でしたが、9月電撃的に業態変更、ネットでは「武一」とのコラボという噂もありますが……メニューは「濃厚鶏そば」「鶏そば」「濃厚鶏つけそば」の3系統、鶏唐揚げや鶏めしとのセットメニューも。まずは、筆頭メニューの「濃厚鶏そば」(800円)をポチッとな。

では、スープを一口……うん、素直な味のまとめ方。丸鶏をドロドロになるまで炊いたという鶏白湯、多少鶏の臭みが出ていますが、味わいとしてはイヤミなく、深いコクと豊かな旨味。コイツに煮干しを合わせていますが、こちらはクセも臭みも完全に抑えて、全体の旨味をグッと持ち上げるような使い方。タレは味の輪郭線を引く程度、それ以外の余計な小細工も一切なしで、どこまでも深く、どこまでも豊かに、鶏と煮干しを真っ直ぐに訴えかけます。

麺は、多少細めの中太ストレートで加水率やや高め、たしかに「武一」の麺に似ている気もしますな。コシ・食べ応えを重視した、やや固めのゆで上がり、味わいも「武一」の麺に非常に似ており、まさに鶏白湯とのコンビネーションに特化したセッティング。この重厚スープに対してハッキリ甘みを主張する、ちょっと驚きの働きぶりです。

具材は、鶏チャーシュー、メンマ・海苔に、薬味はネギと刻みタマネギ。鶏チャーシューは大胆にもモモ肉を皮つきで使用、皮下脂肪の臭みやイヤラシサが出やすい、ギャンブリングなアブローチですが、見事にクリア。さすがは元唐揚げ専門店、素材や処理法に自信があるのでしょう。メンマは穂先を薄く裂いてタップリ投入、薬味類も適度なアクセント。

店舗情報は、こちら。
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