2014/11/01
横浜家系ラーメン 壱角家@築地 「ラーメン並 + ほうれん草」

築地場外市場と晴海通りをはさんで向かい側、「ふくちゃん」「とんこつ大学」と豚骨系のラーメン店が居並ぶ場所で、かつて「東京チカラめし」があった場所に、横浜家系「壱角家」が10月オープン。さらに築地交差点方向の同じ並びには、今年に入って鶏白湯「築地とり食堂」家系「築地家」ができましたので、短い区間にラーメン店が5軒も並ぶという、異常な光景に。
今年6月、あの「三光マーケティングフーズ」が牛丼「東京チカラめし」68店舗(直営の約8割)を「マック」に売却、その子会社として「チカラめし」が設立され、「東京チカラめし」から「壱角家」などへの業態変更を進めています。そのスピードたるや凄まじく、「壱角家」は44店舗(10月23日現在)中36店舗が6月以降のオープンで、さらにまだまだ増やす模様。

メニューは「ラーメン」「塩ラーメン」「油そば」の3系統、とりあえず「ラーメン並」(680円)と「ほうれん草」(100円)を、ポチッとな。コの字型に18卓を並べた効率的なレイアウト、ところがフロア係が3名もおり、厨房には少なくとも4名は見えるという「人海戦術」、こんな人員配置で5カ月に約40店舗もオープンさせているんでしょうか……恐るべし「チカラめし」。

では、スープを一口……うん、比較的よくまとまっているような。豚骨は、最近流行りの「マイルド&クリーミー」なタイプですが、クリーミー過ぎて豚骨感のしない昨今の家系に比べれば、豚骨っぽい硬質なコクが多少でており、イヤミなくサラリとまとめています。ただしカエシがかなり変わっており、醤油のコクはほとんどないのに、爆発的な旨味の強さ。このケミカル・パワーは最強クラスだなぁ……鶏油も、見た目ほどは風味が出ていません。

麺は、「神奈川の老舗製麺所」に頼んだという中太ストレートで、家系麺としては若干細め。さらに、加水率も標準的な家系より少し低いためか、「普通」指定でしたが相当固めのゆで上がりに感じます。「ギッチリ」した麺を噛むほどに、舌に甘みが広がりますが……このケミカル・ボム系のタレでは、甘みの引き立ちもイマイチですな。

具材は、チャーシュー、ウズラに海苔三枚、そして増量したホウレン草。ホウレン草の増量は標準的で風味も悪くありませんが、少し搾りが甘くて、スープと咀嚼するとかなり薄まってしまいます。チャーシューは、タレと同様に醤油を感じさせないサッパリ&ケミカル系の味付けで、これなら「塩ラーメン」の方が合うのかも。

店舗情報は、こちら。
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