2014/11/25
麺や 庄の@市ヶ谷 「ネオ竹岡式らーめん」

秋深し、隣は何をする人ぞ……ポカポカ陽気となった土曜日、市ヶ谷の釣り堀も結構な客入り。そんな光景を横目で見ながら、久々に市ヶ谷の名店「麺や 庄の」へ。

狙い目はこの「ネオ竹岡式らーめん」(990円)で、14日より2週間の予定で提供中の創作ラーメン、お店のHPによれば、常連さんとの「共同作」とのことです。ちなみに「竹岡式」とは千葉内房のご当地ラーメンですが、千葉西南部にも都内にも出す店はほとんどなく、あまり知名度はありません。有名店ですので行列を心配していましたが、なんとか待ちなしで潜り込めました。

では、スープを一口……きたきた、これですよコレ。竹岡式では、スープはチャーシュー煮汁を湯で割るだけなのですが、基本構成をそのまま再現。しかし、肉汁をタップリ吸ったチャーシュー煮汁はパンチのきいたコッテリ感で、醤油も本場の竹岡式よりややドライな味わいな上コクもソリッド、さらにサンマの風味がホンノリとニジませてあって……まさに「ネオ竹岡式」の名にふさわしい仕上がり。

麺は中太縮れ。本場では乾麺を使いますが、ザラついた麺肌、ホクッとした食感、抜群のスープの吸いなど、本場の雰囲気がよく出ています。スープを油ごとタップリ吸って、褐色に染まった麺をワシワシいただく、これぞ竹岡式の醍醐味ですな。

具材は、チャーシュー、サンマ、タマネギに糸唐辛子。チャーシューは、バラ肉を約1cm程度に分厚く切ったものが6枚入り。敢えて脂身の多い素材を使い、煮汁にタップリ脂・肉汁を吸わせながら、中はプリプリに仕上げようという筋書きで、その作戦は見事的中。噛むほどに噴出する肉汁が、煮汁ベースのスープと混じり合い、得も言われぬ「口福感」。

サンマは、タレと一緒に煮つけた切り身が一つ。独特の風味と「鮮魚感」が微妙に加わり季節を感じさせますが、まぁなくてもよかったかも。

店舗情報は、こちら。
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コメント
確かに
スバラシイ完成度の一杯でしたね
ライス無しで乗り越えるとはw
2014/11/26 08:39 by nonch URL 編集