2014/12/09
台湾麺線@御成門 「夜の台湾麺線セット」

金曜夜、ついに年末仕事がスタートし、目の回るような忙しさ。いくら残業しても「地平線」すら見えませんので、週末出社に腹を決めて、適当に引き上げることに。御成門の新店「台湾麺線」へ。

今年3月、日本初の「台湾麺線」専門店として虎ノ門にオープンしたこのお店、11月に御成門に移転して再オープン。土日が定休で当初昼営業のみだったため、なかなかチャンスがありませんでしたが、ほどなく夜営業も開始。夜の食事メニューはご覧の通りで、つまみ類中心の一品メニューや台湾紹興酒などドリンク類も充実してます。とりあえず、「夜の台湾麺線セット」(850円)を注文、「辛さとパクチーは大丈夫ですか」と聞かれますが、もちろんOK。

麺をスープごと持ち上げ、さっそくひと口……なんかこう、「和」と「中華」と「ベトナム」がミックスされたような味わい。スープはカツオの風味・旨味が強いもの、多少エグミが出ていますが、これを敢えてコクとして引き立たせる構成は、「和」や「中華」ではなく「ラーメン」のアプローチに似ています。その他、ベースには「漢方」的な「薬味」も感じられ、軽く効かせた辛味もあって、体がホカホカ温まる感じ、コイツは飲み後のシメによさそうですな。

麺は、素麺のような米粉をつかった細麺で、蒸して使ってあるとか。そのせいか、日本の素麺よりは多少コシがあり、噛んでも歯を受け止めるような微妙な弾力があって、見かけによらず存在感が強い。

具材は、モツと香菜(パクチー)。モツは臭みが抑えられている上シッカリ味付けされており、スープのカツオ風味とも実によく合う。このモツだけで一杯やれそうな雰囲気ですが、つまみメニューにないところを見ると、このメニュー専用設計なのでしょう。

セットになっている「魯肉飯(小)」ですが、見た目は私の知る「ルーロウ飯」とだいぶ違う。あまり期待せず口にしましたが……コイツがなんと劇的な美味さ。豚肉煮込みの汁は丼底にたまっており、豚肉・高菜と一緒にご飯をよく混ぜ込みますと……特に高菜の旨味・サッパリ感が日本人の中枢神経に直接働きかけ……瞬時に食べ終わってしまいます。玉子も、漢方的な味を抑えた日本人向けの味付け。

店舗情報は、こちら。
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