2016/02/03
東京らあめんタワー 神田明神下店@秋葉原・末広町 「江戸甘みそらあめん」

先日、秋葉原の某新店にスープ切れでフラれてしまい、かといってランチタイムに訪れる余裕もなく……元アキバ族(?)の勘を働かせ、諸条件が揃った夜に街を訪れてみれば、路地はご覧の通りほぼ無人。これならイケるかと店をのぞくと……

無情にも、内装工事で臨休。新店は、オープンしてから厨房や内装の不具合に気付くことが多く、1~3週後に内装工事で臨休になることがありますが、行列嫌いの私が訪れるのもそのタイミングが多いので、こういうことがシバシバ。肩を落としながら、バックアップで考えていたお店へ。

12月オープンのこのお店、ここを訪れたのは3週ほど前ですが、「塩」の出来栄えに感心しました。これなら新メニューもイケるかと、大門本店でも食べたことがない「江戸甘みそらあめん」(930円)に挑戦。なにせ、「醤油」「塩」より200円マシですので、そのインパクトに期待大。
う~~む、「江戸」というイメージとはやや違う、エキゾチックな丼景色。では、スープを一口……どぅわぁ~~、ゲキ甘! 全盛期の札幌「すみれ」もビックリの極厚ラード層で、湯気ひとつ立たないスープ表面。その下に控える味噌スープはゲキ熱で、気を付けないと口の中を火傷するレベル。しかし、その状態でも猛烈な甘さがひと口目からガブリ寄ってきて、あとは何が何だか……味噌は豆だけでなく、おそらく麦か米も使ってコクが柔らかい点、それに節系を使って、風味・旨味の輪郭を出そうとしている点は分かりましたが、あとは思考が停止するほどの甘塩っぱさ。
麺は、「塩」と同じ中太ストレート。加水率高めな麺を柔らかめにゆで上げている点も同じですが、このゲキ熱スープでも最後までダレない点には、あらためて感心。ただ、あまりにもスープの「ゲキ甘」攻撃が凄まじく、これではどんな麺を合わせても難しい。
具材は、刻みチャーシュー、メンマに温玉に、薬味のネギ。刻みチャーシューはバラ肉を刻んだモノ、大量のラードでコテコテになったスープに対して、バラ肉のギットリとした脂が加わる感じで、もはや異次元のコッテリ感。温玉も、ゲキ甘のスープに黄身の甘味で追い打ちをかけるかたちで、何を考えておられるのやら……唯一、注文ごとにバーナーで炙ってあるネギが、クッキリとした苦みを発揮して、キッチリ「薬味」として機能。

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