2011/11/27
吉田屋@森下 「ラーメン」
前日のアクシデントにもかかわらず、秋の健康診断は無事終了。体重・血圧も目標値(前回値アンダー)をクリアして、ホッと一息。今宵は自分へのご褒美に、ちょいと豚骨系をば……森下の新店「吉田屋」へ。
事前にネットで場所を確認すると、あの「彩亜人」の隣と判明、これなら行列でフラれても、あの名物メニュー「魔海炎」でバックアップできますなぁ……などと考えつつ現地に着くと、なんと「彩亜人」は既に閉店。結構美味かったのに……ちょっとションボリしながら、「吉田屋」の暖簾をくぐりました。

券売機は入口左手、メニューは「ラーメン」と「濃厚つけ麺」の2本立てです。まだ、オープン期間中でしたので、「ラーメン 並」(650円)を500円で提供中、例によって「ほうれんそう」(100円)といっしょに、ポチッとな。
9席ほどの小さなL字カウンター、厨房は3名と十分なアタマ数ですので、ラーメン店開業初体験のご主人でも無難にこなせるんじゃないかと思っていましたが……オーダーの取り方・順番、調理の進め方も覚束ないもの。私の頼んだ「麺固め・油少なめ」も、10分ほどかかった上に先客より先に到着。気まずさの中、先客に目礼を送りながら丼を受け取りました。 では、スープを一口……野菜を加えてサラリと仕上げた豚骨に、鶏ガラでコクに優しさをプラスして、多めのカエシでキレを加える、そんなソフト・タッチの「豚骨醤油」。ただし、なぜか旨みだけがガツンと突出、コク・キレが与えるソフトな印象とのバランスが、どうもシックリきません。まぁ、おそらく例によってケミカルのなせる技、家系では大なり小なりあることですが……ちょっと、ヤリスギかな。それでも、最初から「万人受け」を狙った仕掛けだとすれば、悪くないと思います。

麺は、家系らしく太めの中太ストレート。つけ麺と共通らしく短く切り分けられており、しなやかさの中にやや強めのコシを残すスタイルの「固め」対応。典型的な家系の麺とはかなり趣きを異にしますが、甘みもスマートで悪くありません。
さて、食べ進むうち、徐々に雑味が気になりました。どこに原因があるかと、具材のチャーシュー、ホウレン草、海苔を「尋問」しましたが……犯人はホウレン草。茹でに使った湯に問題があるようですな……使う部位も葉脈に近い部分が多すぎで、独特の「フカフカ」感が楽しめません。

店舗情報は、こちら。
FC2 Blog Ranking
- 関連記事
-
-
○心(まごころ)厨房@木場 「極煮干醤油らーめん」 2012/01/02
-
イベリコ・バル 門仲@門前仲町 「イベリコ豚ラーメン(塩)」 2011/12/29
-
吉田屋@森下 「ラーメン」 2011/11/27
-
太陽のトマト麺@豊洲 「ハロウィン仕立てのほくほくトマト麺」 2011/10/24
-
味噌樽@豊洲 「辛味噌らーめん」 2011/09/13
-
スポンサーサイト
コメント