2016/08/28
神田 勝本@神保町 「清湯つけそば」

盆休み真っ只中ですが、今日も今日とて休日出社。ランチタイム、神保町駅から明治大学方向に路地を歩きますが……太陽が真上から照りつけるため、日陰がない。日光にジリジリ焼かれながら、「勝本」へ再び。

ご存じ水道橋「勝本」の2号店、しかし本店とは路線を変え「清湯」スープがメインで、暖簾・看板でも打ち出す通り「つけそば」がウリ。ただ、前回はついつい「清湯そば」をいただいてしまい……だって、「つけそば」並盛で麺量280gは、オジサンにはちとキビシイ(大盛りはなんと420g)。しかし、休日出社も連続2カ月、完全にバテてきたこともあり、ここはドドンと280gで魂注入、「清湯つけそば」(830円)を、ポチッとな。
深い琥珀色の透明スープが、何とも涼しげな丼景色。まずは、つけ汁を一口……お、好みの方向に味が変わった印象。メインは魚介系で、カツオ節がキリリと立って凛々しいスタイル。ベースの動物系も、鶏ガラに豚骨を合わせているのか、コクにカタくシャープなニュアンスが加わり、スッキリ感もアップ。そして、かなり気になっていた醤油ダレのザラメ的な甘さも調整され、柚子の風味も加わって、以前よりまして「蕎麦つゆ」的な「和風」で潔い味に仕上がっています。

麺は、中細(写真手前)とかなり太めの中太平打ち(写真奥)の2種混合。そのまま一口いただきますと……加水率をかなり上げた上で、相当柔らかめのゆで上がり、水でシッカリしめられて、涼しげでスッキリとした甘みが、ヒュッ!と舌の上を吹き渡ります。
2種の麺を箸に絡め、つけ汁にくぐらせてズバァ~~ッとイキますと……いやぁ、コイツは夏に持って来い。麺のスッキリした甘味が、つけ汁の動物系の硬質なコクの上で、多少ドライな醤油ダレとカッチリ噛み合い、カツオでキリリと引き締まる。老若男女、日本人なら誰でも「美味い!」と感じる、「和」の神髄がここにあります。
具材は、チャーシュー、メンマ、ナルトに海苔、そして薬味は三つ葉とネギ。チャーシューは、敢えて「和」の雰囲気に一石を投じる、少し厚めのバラ肉。シッカリと味付られていますが、それがさらにつけ汁で引き締まって、絶品の味わい。三つ葉の涼やかな風味も、この季節にはタマリマセン。

スープ割をお願いすると、薬味類を調整して返す芸の細かさ。割スープは魚介出汁で、さらにカツオがキリリと効いて後味サッパリ、まさにこれしかないという、ラストシーンですな。

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